クマだらけの会場でクマムシ「パディントンだからぁ」
1月15日(金)より公開の映画「パディントン」の公開前夜祭イベントが1月14日、東京・汐留で行われ、名前に「クマ」が入った観客と“芸能界のクマ代表”クマムシが、映画をPRした。
パディントンとおそろいの“パディントンコーデ”で登場したクマムシは「映画のイベントに出るのが初なので、本当に光栄です!」(長谷川俊輔)、「パディントンみたいにかわいいコーディネートになるはずが、思いの外格好良い着こなしになっちゃいました」(佐藤大樹)と、上機嫌にあいさつ。
会場に集まった約100人の「クマ」に対し、「クマ仲間のみんなに会えてうれしいです! でも“芸能界のクマ代表”に熊川哲也さんじゃなくて、本当に僕たちで大丈夫でした?」と恐縮しながらコメントし、笑いを誘った。
昨年末は「日本レコード大賞」(TBS系)や「紅白歌合戦」(NHK総合)に出演し、「ありがたいことに年末はアーティストばりに忙しかった」というクマムシ。
長谷川は「最近は普通に歌がうまくなりたいって思ってます。ことしは歌だけじゃなくて、映画とか声優とかミュージカルにも出てみたい」と芸人らしからぬ心境を告白しつつ、「とにかく映画がめちゃくちゃ面白かった! パディントンに終始ソワソワさせられながら、でも本当にかわいくて。家族がテーマの物語なので、心が“あったかく”なっちゃいました」と、本作を絶賛した。
「そこは普通に“あったかい”って言っちゃうんだ」との佐藤のツッコミに、「あ、思わず普通に言っちゃった」と反省の表情を浮かべつつ、長谷川は続けて「見ていて思ったのが、佐藤にそっくりなんですよ。すぐどっかに行っちゃったり、迷って一人で勝手に行動しちゃうところとかが。佐藤もふらっとどっかに行ってしまう」と、パディントンと相方の共通点に言及。
それに対し佐藤は「パディントンくらいかわいい!って意味だと思ったのに、そういうことか。確かに、誰にも言わずにお金とか下ろしに行っちゃうんですよね、僕」と、自ら同調した。
そんな中、パディントンにスペシャルプレゼントがあるというクマムシは、驚くパディントンへ向けて「映画の公開のお祝いと、ヒットをお祈りして、スペシャルソングをパディントンに贈ります!」と、この日のためだけに作られた新作ソングを披露。
大ヒットした「あったかいんだからぁ」のメロディに乗せ、「ブラウン一家とパディン~トンの絆、あったかいんだからぁ♪ いとおしくてかわいい赤い帽子のクマは~パディントンだからぁ~」と歌うと、場内は爆笑に包まれた。
最後に、公開を待ちわびる人へ長谷川は「家族みんなで楽しめる素晴らしい作品なので、ぜひみんなで見て心をあったかぁ~くしてほしい」としっかり映画をPR。
一方、佐藤は「すごく不器用でおっちょこちょいなところもあるんですけど、すごく誠実な部分もあって、そこも僕に似ているので、ぜひパディントンと佐藤をよろしくお願いいたします!」と、ちゃっかり自分もろとも観客にアピールしていた。
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