吉田沙保里のMC術?に白井健三「タメになりました」
「2020年東京オリンピック・パラリンピック」を、どこよりも早く盛り上げていこうとスタートした「TOKYO応援宣言」(テレビ朝日系)で、1月16日(土)、レスリングで五輪3連覇、世界大会16連覇中の吉田沙保里が、レスリング世界選手権3連覇中の登坂絵莉をアシスタントに、後輩アスリートの質問に何でも答える「沙保里の部屋」をオープンする。
収録が行われたのはテレビ朝日を代表するトーク番組「徹子の部屋」のスタジオをほうふつとさせるセット。それもそのはず、椅子は「徹子の部屋」の収録で使われている本物の椅子を特別に借りたのだとか。
その椅子に吉田が座り、人生初MCとして対談を進行。体操の白井健三、新体操“フェアリージャパン”、バドミントンの奥原希望らことしのリオデジャネイロ五輪で初メダルを狙う選手たちが「五輪の競技前日は眠れるのか?」「“五輪の魔物”とはどう向き合うのか?」「合宿の間の息抜きは?」など、吉田を質問攻めにする。
また、フェアリージャパンには奇麗に見える立ち方を吉田が指導されたり、吉田から逆質問が飛び出す一幕もあり、“フリースタイル”なスポーツトークバラエティーとなりそうだ。
初MCに挑戦した吉田は「いやぁ、MCは難しいなぁって、まず感じましたね。アナウンサーや司会をされる方の大変さがよく分かりました。聞かれたことに答えるということをずっとやっていたので、逆に質問をするというのは大変だな、勉強が必要だなと思いました。
白井選手なら白井選手に関することを皆さんしっかり調べてから質問されるのかなと思ったり、自分に質問される方がいたら、私のことをしっかり調べてこられているんだなと、大変なことなんだなと感じました。
でもすごく楽しくできたので、良かったかなと思いますし、若い子たちの話を聞けて、私のオリンピックの話もしたんですけど、参考になったらいいなと思いました。一緒にオリンピックに出る選手なので、お互いに金メダルを取れるように頑張りたいなと思いました」と、満足そうに振り返った。
また、後輩の登坂は「普段は2人で話す中でいろいろ聞いているんですけど、第三者の目で見ると、本当に偉大な方ですし、自分がそういう選手の身近にいられるというのは本当に光栄なことだなと思いました。
同じ世代の皆さんが頑張っているので、私もいい刺激をいただきましたし、もっともっと勝ち続けて、良い結果を出したいなと思いました」と、貴重な経験が得られたよう。
一方、ゲストとして登場した白井は「吉田さんはすごく結果を出されているアスリートの方ですし、学ぶ事も多いんですけど、実際に話を聞いてみてこういった考え方をしているんだなっていうのは感じました。
また、見て感じられる事もあると思うので、これからも学び続けていきたいなと思います。やっぱり五輪と世界選手権の違いというのは経験している人しか分からないと思うので話を聞いてすごくタメになりました」と、大きな刺激を受けていた。
毎週土曜夜0:15-0:45
テレビ朝日系で放送
※1月16日(土)は夜0:36-1:15放送
※一部地域を除く