柴咲コウが「本当に心地良かった」スリランカ旅を語る
BSフジでは、1月30日(土)に「柴咲コウ バケットリスト」(夜7:00-8:55)を放送。
柴咲コウが“「バケットリスト」=死ぬまでにしたいことや会いたい人のリスト”をかなえるためスリランカへ。紅茶の産地やジェフリー・バワのリゾート建築を訪れ、さらに本場のアーユルヴェーダも体験する。
今回はそんな柴咲にインタビュー。スリランカでの体験について感想を聞いた。
――初めに占いを受けていましたが、結果を聞いていかがでしたか?
古代インド占星術は以前から知っていて日本でも見てもらったことがあったので、大きく違うということはなかったです。私のデータを基にいろいろ説明していただいたんですけど、やっぱり“1回目の結婚”と言われた時に「あれっ!? 1回目って何?」って驚きました。
――普段からよく占いには行かれるんですか?
目に見えない物の方がたくさんあって、その中での法則や決まり事が何かあるような気がして。そういった意味で占星術だったり、数秘術や九星気学だったりが好きで、自分でも調べています。
――紅茶メーカー・ディルマの工場で創業者一族の方々から話を聞いていましたが、どんな話が印象に残りましたか?
私は何となくですけど男性、特に日本で会社を興して社長になる人というのは自分の目標とするものがあって、それ故に犠牲にするものがあるんじゃないかと思ったんですけど、彼らにはそれがなくて、すごく愛情の深い方たちでした。ディルマだけでなく吉川のり子さん(※スリランカで紅茶を生産している女性)もそうなんですけど、ただお金もうけをしたいということだけでは決してなくて、お金を循環させたい、そのためには利益を上げなければいけないというしっかりとした思想があって、お金って本来そうあるべきものだよなって思いました。常に流れていく物であるべきだと再認識しました。
――バワの建築が気になったきっかけは?
私はあまり建築の細かいことは分からなくて、単純に美しいものを見たいというだけで行ったんですけど、気候や風土に合った建築物があって面白かったです。風を感じられるというのが一つ大きな特徴だなと思って、東京生まれ東京育ちでどちらかというと自然を感じながら育ったというわけではないので、見た目にも美しく、風通しも良くという建築物に憧れがすごくあるんですよね。寺院とかも暑いところに建っているけど見た目にも涼しいし、実際に風も通るというのを見ることができてよかったです。
――バワが手掛けた滞在型の施術施設「ジェットウイング・ラグーン」でアーユルヴェーダを体験していましたが、食事法なども含めた本場の施術を体験していかがでしたか?
まず、“ドクターCTスキャン”と呼ばれる人の診察を受けて、「あ、ばれてる」というような、見透かされている感じがしました。血液検査を受けてからスリランカへ行ったのでそんなに問題がないというのは数値でも出ていたんですけど、未病というのは数値には出てこないので、心当たりはあったんですよね。
健康への一番の近道であり、続けるべきことは食生活だというのは耳が痛いなと思ったんですが、ああいうふうにお金を払って提供してもらうというのはある意味半強制的な感じなので、そうせざるを得ない。あまり食べたくなくても食べるし、その数日間だけですけどルーティンができるので、本当に心地良かったです。
いかに自分が栄養を摂取していないかというのが数日間でしたけど分かりました。それからだいぶ意識は変わってきて、今もなるべくいっぱい食べるようにしています。
――今回の旅を終えて、バケットリストに加えたいことは増えましたか?
行ってない国がたくさんあるので、行って、見てみたいです。マチュピチュも見ていないし、ウユニ湖も行っていないし。世界遺産って今生きている人たちが決めるものだけれども、そういう歴史的建造物も見てみたいし、エジプトにすごく興味があるので、機会があれば行きたいなと思います。
――最後に、番組を楽しみにしている方々にメッセージをお願いします。
どういう番組にしたらいいんだろうと積極的に考えながら出演できた番組なので思い入れは強いです。ただ私が行って「楽しい」「おいしい」ってだけでなく、何で楽しいと感じるのか、何で心地いいと感じるのかというのが少しでも垣間見られればいいなと思います。
1月30日(土)夜7:00-8:55
BSフジで放送