クドカン脚本、岡田将生主演の新ドラマが明らかに!
岡田将生主演の日曜ドラマ「ゆとりですがなにか」が、4月より日本テレビ系でスタートする。
同ドラマは“ゆとり第一世代”と呼ばれる'87年生まれのアラサー男子3人が、仕事に家族に恋にそして友情に迷い、あがきながら成長していく姿を描くヒューマンドラマ。
主人公を演じる岡田の他、松坂桃李と柳楽優弥の出演が決定し、同世代かつ“ゆとり世代”の3人が世の中の理不尽に立ち向かう。
脚本は数々のヒット作を生んだ宮藤官九郎で、演出には水田伸生を迎え、日テレドラマでは「僕の魔法使い」('03年)以来、13年ぶりにタッグを組むことになった。
岡田は主演決定に当たり「水田監督と宮藤さんのタッグで、まさか自分に声を掛けていただけるとは。この素晴らしいキャスト、スタッフで最高のドラマを作ります。楽しみに待っていてください」と意気込んだ。
共演する松坂は「宮藤さんの作品に出演させていただくのは非常にうれしく、一方で怖さもあります。台本がとにかく面白いので、その面白さを芝居できちんと表現できるかが何より怖いです」と告白。
そして柳楽も「10代のころ、宮藤さんの作品から受けた衝撃はとても大きく、あのクドカンワールドに入れることが楽しみで仕方ありません。同世代のメンバーで、ゆとりたちの逆襲が始まると思います」と、同じ世代との共演と宮藤作品への参加に興奮する。
オリジナル脚本を手掛ける宮藤は「『自分ゆとりなんで』という声を、仕事の現場で聞く機会が増えた気がします。突き放されたような、シャッター降ろされたような、そんな寂しさを感じます。
国が定めた教育方針で図らずも“ゆとり世代”とくくられた彼らが、自虐的に『ゆとり』と口にせざるを得ない、そんなゆとりのない現代社会。社会人経験ゼロの私が、45歳にして初めて挑む社会派ドラマです」とアピールした。
演出の水田も「宮藤さんの描く社会派は『笑いというチョコレートに包まれた人生という苦いアーモンド』。新しいクドカンワールドの誕生です!」と宮藤とのタッグに期待を寄せた。
「近頃の若い者は…」。そんな言葉を覆す“ゆとり世代”の逆襲に期待したい。
4月スタート
日本テレビ系で放送