ディーン・フジオカ北米デビュー作で渾身のアクション
CS放送「チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた」では、ディーン・フジオカが出演する海外ドラマ「荒野のピンカートン探偵社」を6月から放送する。
ディーン・フジオカが、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の前に出演した「荒野のピンカートン探偵社」は、1860年代のアメリカ開拓時代のカンザスを舞台に、実在するアメリカ最古の探偵社の創成期を描いた一話完結型サスペンスアクションドラマ。'14年に北米で放送された際には、「あの格好いい東洋人は誰?」と話題になったという。
ディーンは、第4話『第四の男』でピンカートン探偵社へ犯人探しを依頼するケンジ・ハラダという日本人役として登場。ハラダは武術の達人で刀を使えるキャラクター。後に探偵社の仲間となり、創設者であるピンカートン親子と世界初の女性探偵ケイトと共に、数々の凶悪事件を解決していく。
実在する探偵社の創設期、実際に彼らが解決した事件を題材に描く本ドラマ。ディーンを軸にした3つの見どころを紹介!
■本作の3つの見どころ
【1】ディーン・フジオカ、渾身のアクション
ディーンと撮影オフの日に意見交換をした監督が、中華圏で剣術アクションをしてきた彼の経験をうまく生かしたいと提案。黒澤明ファンだというその監督に、日本の侍であればどう振る舞うかを語り、京都の太秦で習った殺陣について伝えたところ、そこからアイデアが盛り込まれて、ケンジ・ハラダというキャラクターが構築された。ディーンは殺陣の他、マーシャルアーツやボクシングで鍛えたキレのあるアクションも数多く披露。朝ドラでは見られなかったアクションシーンが楽しめる!
【2】ディーンの熱き思いがかなった!北米ドラマデビュー作
本作への出演は、アメリカ留学の経験を持つディーンにとって、「もう一度アメリカでチャレンジしたい」という10年来の念願がかなった作品。オファーを受けた当初は3話ほどの出演予定だったが、ディーンの演技をプロデューサーらが高く評価し、準レギュラーへと昇格。当初の倍以上となる計7話に出演することになった。
【3】侍からプレーボーイへ!?ディーン演じるケンジの役柄の変化
物語冒頭では謎の多いミステリアスなサムライといった雰囲気だったケンジが、徐々にアメリカナイズされ、物語後半ではアメリカンジョークも飛ばすちゃめっ気のあるプレーボーイへと変わっていく。西部劇には異端な存在の日本人がアメリカになじみ、変化していくその過程は、まさに異国の地でドラマ撮影している彼自身の姿と「パラレル(同時進行)している感じだった」とディーンは語っている。
6月スタート
チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうたで放送
※'14年カナダ製作。字幕放送、全22話