J・ロペスが演じながらウズウズする衝撃作とは?
ことし1月7日にアメリカでプレミア放送され大きな反響を呼んだドラマ「ブルックリン警察 -内部告発-」が、3月16日(水)よりオンライン動画配信サービスHuluにて日本最速配信することが決定した。
同ドラマは、世界屈指の犯罪都市にして危険な魅力を放つ街・ブルックリンが舞台。犯罪者たちから賄賂を受け取り、小さな犯罪を見逃すことで大きな事件の発生を阻止する方法で、マフィアのようにブルックリンの街を牛耳ってきたNYPDブルックリン署の刑事。
そして、犯罪行為を決して許さないFBIが、内部汚職を暴くため潜入捜査を開始するという、アメリカの2大警察組織による壮絶なだまし合いをスリリングに描くサスペンスだ。
同作が、これまでの“アンダーカバーもの”と大きく異なるのは、外部から送り込まれるのではなく、チームの一人が無理矢理、潜入捜査官に仕立て上げられるという独特のシチュエーションにある。法を犯した現場をFBIに抑えられた刑事が、罪を免れることと引き換えに極秘任務を迫られ、仲間を裏切らざるを得ない状況に陥るという人間の心模様を描いている。
近年、人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」の審査員で新たなファン層を獲得し、ラスベガスで定期公演を行うなど、世界のエンターテインメント界のトップに君臨するアーティスト、ジェニファー・ロペス。本作では、彼女が従来のスターイメージを覆す迫真の演技で、娘への愛と仲間への忠誠心の狭間で揺れるハーリー・サントス刑事の葛藤をリアルに体現し、全米メディアから高い評価を得た。
エピソード1の製作総指揮を努め、最初の2エピソードの監督も務めたのは、脚本と監督で5度のアカデミー賞ノミネートを誇り、「レインマン」('88年)で監督賞を受賞した、名匠バリー・レヴィンソン。裏切りがばれれば、間違いなく命も危ないという、危険過ぎる潜入捜査の緊迫感を縦軸に、ブルックリン署捜査チームの絆とそれぞれが人生に抱えたトラブルを骨太かつ繊細に描く。
なお、NBCで1月7日の夜10時より放送された「ブルックリン警察 -内部告発-」は、同時間帯で視聴者数1位を獲得。さらにその後、初回放送から7日間に行われた再放送では、加えて490万人が視聴・トータルで1350万人が一週間で視聴するなど、NBCの木曜夜10時台の最高視聴率記録を9年ぶりに塗り替える快挙を成し遂げた。
この記録に大きな影響を与えたと言われるのが主演・製作総指揮を務めるジェニファーだ。今や歌手、女優として音楽、映画業界で大活躍し、プロデューサーとしても名をはせる彼女が「Second Chances」('93年)や「Hotel Malibu」('94年)以来、久々にテレビ業界に帰ってくるというニュースも全米で話題を集めた。
ジェニファーは「脚本、衣装、ストーリー、キャスティングと全てに関わって、女優としてどうキャラクターに息を吹き込み、役を演じるのか、とても楽しい作業になっているわ。もう一つ、こうやって作品に深く関わっていくことをずっとやりたいと思っていたの。
人は最良の事を選択する際に時には最低なことをしなければならない時もある。私が演じるハーリー・サントス刑事も同じで最悪な選択をするの、でも彼女の人間性は素晴らしい。
作品が続いているから結末は分からないけれど、視聴者の一人として、登場人物たちの関係性や先の展開が気になるわ。早く物語の続きを知りたくて、演じながらウズウズしているわ!」と、コメント。
ジェニファーも思わずウズウズする、話題性に事欠かない本作が、今回の日本上陸で新たなムーブメントを巻き起こすかもしれない。
3月16日(水)配信スタート、以降毎週水曜1話ずつ配信予定
※シーズン1、全13話