腕時計のパーツで作った「精巧な」ピタゴラ装置とは?
腕時計の世界的ブランド・セイコーが、グループスローガン「時代とハートを動かす SEIKO」をテーマとしたブランド・ミュージックビデオ“Art of Time”を、YouTubeのセイコー公式チャンネルにて公開中だ。
この動画では、1200個に及ぶ機械式腕時計のパーツで創り上げられた「ルーブゴールドバーグマシン」(※いくつもの仕掛けを連鎖的に作動させる、いわゆる「ピタゴラ装置」のようなもの)を、精密な舞台装置とセイコーの時計職人が操る繊細な指先の連携プレーで、見事に展開させている。
各パーツのセッティングから、1カットでの撮影に成功するまで、撮影に費やした総時間は実に3日間、70時間にも及んだ。中でも、最小のパーツはわずか0.7mmというサイズで、それらの配置を含め多くの繊細な作業に時間を要した。そのかいあって、動画は圧巻の映像美に仕上がっている。
また、音楽はセイコーのグループCEO・服部真二氏自らが作曲した楽曲に、社員から集めた歌詞をちりばめ、アーティスト・やくしまるえつこが歌唱したオリジナルの楽曲を使用。やくしまるの繊細かつ柔らかな歌声が、映像をより引き立たせている。
特設サイトではメーキングムービーも合わせて公開中。極小のパーツを組み合わせていく、気の遠くなるような作業を行った職人たちが、1カット撮影に成功するまでの軌跡にも注目だ。
【HP】www.seiko.co.jp/artoftime/
■SEIKO ブランド・ミュージックビデオ“Art of Time”
【HP】youtu.be/UZuhJFY3SS8
■SEIKO“Art of Time” Behind the Scene
【HP】youtu.be/Np0Tfc17tXk