橋本奈々未「直接話してみたい」とファンに生電話?
TOKYO FMをはじめJFN38局で放送中の10代向け人気ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」は、進研ゼミプラスと共に、卒業や進級など新しいスタートを切る10代に贈るスぺシャルライブ「SCHOOL OF LOCK!×進研ゼミプラス presents Whistle Song」を、3月27日に有明コロシアムで開催した。
[Alexandros]、BLUE ENCOUNT、UNISON SQUARE GARDENという、若い世代に絶大な人気を誇る3バンドが、1日限りの卒業スペシャルライブを披露。さらに、「SCHOOL OF LOCK!」内の人気コーナー「GIRLS LOCKS!」の3週目を担当する乃木坂46・橋本奈々未がサプライズ登場し、橋本が出演する撮り下ろしスペシャルムービーの上映も行われた。
「SCHOOL OF LOCK!×進研ゼミプラス presents Whistle Song」は、受験という大きな試練に挑む全ての10代をたたえるべく、受験生を本気で応援する「SCHOOL OF LOCK!」と「進研ゼミプラス」、そしてこの思いに共鳴したアーティストが送るスペシャルライブ。
ことしのライブアクトは[Alexandros]ら3組が務め、有明コロシアムは10代を中心に9200人の観客で埋め尽くされた。
オープニングは、乃木坂46・橋本が出演するスペシャルムービーからスタート。とある学校の卒業生に扮(ふん)した橋本が、ふいにどこかから聞こえてきた笛の音を追って走りだし、「この笛は終わりじゃない。始まりの合図だ」というメッセージを力強く伝える。
続いて、おなじみのとーやま校長とあしざわ教頭がステージに登場。とーやま校長が「みんな! 受験お疲れ様! 頑張った自分へのご褒美だと思ってきょうは汗かこうぜ!」と呼び掛けると、会場からは大歓声が沸き起こる。
そして、橋本が出演するスペシャルムービーのパート2では、橋本が大阪のリスナー“はすみちゃん”から「SCHOOL OF LOCK!」の番組掲示板に届いたメッセージを読み上げる。
それは「第1志望の大学に受からなくて落ち込んだけど、今は第2志望で、英語の勉強を頑張ろうと思っています」というメッセージで、これを読んだ橋本は「この子と直接、話してみたいな。電話してみようかな」と、電話をかけるシーンで映像が終了。
しかし、電話の呼び出し音は鳴り続け、会場に来ている“はすみちゃん”に本当に電話がかかってくる。会場がどよめく中、“はすみちゃん”が電話に出ると、「もしもし? 乃木坂46の橋本奈々未です。実は私も会場に来ているの。今からステージで会わない?」という声が。会場中が「まさか?」という驚きで包まれる中、本物の橋本がステージに登場。思いがけないサプライズに、会場は大盛り上がり。
さらに“はすみちゃん”にステージに上がってもらい、橋本と直接トークする一幕も。“はすみちゃん”が「今は、どこに行っても、自分がやろうと思えばできると思っています。自分のしたいことを成し遂げられるような大学生活を送りたい」と前向きに語ると、橋本は「高校3年生でこんなに自分の考えをしっかり持っているのは、本当に強い! きょう集まっているみんなの勇気になると思います!」とエールを送った。
ことしの「Whistle Song」のステージを彩った、[Alexandros]、BLUE ENCOUNT、UNISON SQUARE GARDEN、そして橋本。スタイルは全く違う4組だが、共通していることは「壁にぶつかりながらも、自分がやりたいことを貫いてきた」こと。
4組が届けた1日限りのステージは、会場に集まった9200人の若者たちの背中をそっと優しく、そして力強く押してくれただろう。
なお、同ライブの模様は、3月30日(水)夜10時からの「SCHOOL OF LOCK!」で放送する。
毎週月~木曜夜10:00-11:55/毎週金曜日夜10:00-10:55
TOKYO FM他、JFN38局ネット