伊野尾慧、伝説の“10.8決戦”の新事実に感動!
スポーツ中継の新たな楽しみ方を紹介するスポーツバラエティー「キリトルTV」(テレビ朝日系)の第10弾が、4月7日(木)に放送。今回はプロ野球界の重鎮、“ボヤキのノムさん”こと野村克也と、Hey!Say!JUMPの伊野尾慧らがスタジオゲストとして初登場する。
プロ野球ファンなら忘れられない伝説の'94年“10.8決戦”。セ・リーグのペナントレースで、長いプロ野球の歴史上初めて同率で最終戦直接対決を迎えた伝説の一戦だ。
同率首位で並んだ巨人と中日が最終戦で激突、勝ったチームがリーグ優勝という、ドラマのようなお膳立てが整った一戦で、当時、長嶋茂雄監督が「国民的行事」と表現した、試合を読唇術でキリトる。
取材に際し、当時、巨人の打撃コーチを務めていた中畑清氏が「もう時効だから言うけど…」と衝撃発言。それを前提に見ていくとこの試合に隠された衝撃の新事実が明らかになる。“巨人キラー”だった中日先発の今中慎二を、なぜ巨人はこの時打ち崩すことができたのか。
選手、コーチらの発言を読み取ると、試合の裏に隠されていた“ある事実”が浮かび上がる。野球はあまり見ないという伊野尾も思わず「すごい! 格好いいと思いました」とコメントするほどの“新事実”が判明する。
また、この試合で巨人軍を率いた長嶋監督について、野村は現役時代のエピソードを披露。現役時代キャッチャーだった野村は、打席に立った打者に対して野球とは関係のないことをささやき、打者の集中力を散漫にさせるなど独自の「ささやき戦術」を駆使していたが、「長嶋にだけは全く通用しなかった」とボヤキ、あらためて長嶋のすごさが浮き彫りに。
そんな野村の南海ホークス時代の懐かしいVTRも登場。さらに、伊野尾のコンサートシーンのつぶやきを読唇術でキリトったシーンもあり、スポーツ通以外も注目したいところ。
いよいよ開幕し、盛り上がりを見せるプロ野球。楽天・オコエ瑠偉らルーキーも早速1軍デビューし、プロ野球ファンを沸かせているが、プロ野球に入ったルーキーの数だけ、グラウンドを後にする選手たちがいる。
西武でエースとして長年活躍してきた西口文也もその一人だ。通算182勝の輝かしい記録と共に、3度の「幻のノーヒットノーラン」で記憶される記憶に残る男は、ファンに惜しまれつつ、昨シーズン限りで引退したが、その引退試合の一部始終を読唇術を交えて紹介。先発にこだわったエース・西口ならではの引退の美学とは。
野村は「引退試合をやってもらえるだけでもうらやましい」と引退試合ができなかった苦い思い出を披露。自分が引退を決意した瞬間を振り返りつつ、中山雅史に対しては「まだ(現役で)できるんじゃないの?」と、たじたじにさせる鋭いツッコミを入れた。
番組に出演した感想を、野村は「私は野球しかなくて、言うなれば“野村克也マイナス野球イコール0”という男ですから、あまりテレビ向きのタレントではない。ただ、楽しく過ごさせていただきました。それにしても読唇術というのはすごい。唇を見るだけで何を喋っているかが分かるというのはすごいですね。野球選手もマウンドに集まって選手同士が会話するときは口を隠している。読唇術を気にしているからなんですね。
私が現役時代にプレーした南海ホークスは人気のないチームでしたから、マスコミに取材されたことも少なかったです。現役時代より監督になってから、それも東京のチーム、ヤクルトの監督になってから取材されることが多くなりました。私の若いころの映像を見たときは『ああいう時代もあったんだな』と懐かしく感じました」コメント。
4月7日(木)夜9:00-11:15
テレビ朝日系で放送