KAT-TUN10周年ライブあいさつ全文掲載【亀梨和也編】赤西、田口、田中にも「ありがとう」
KAT-TUNが5月1日、ライブツアー「KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR“10Ks!”」のファイナル公演を東京ドームにて行った。3月末に田口淳之介が脱退し、メンバー3人だけで本ツアーを完走。この日をもってグループ活動を一時休止させ“充電期間”に入る。コンサートの最後に、メンバーが語ったあいさつの全文は以下のとおり。
亀梨和也
「どうも、カツーンの亀梨です(先に「カツーン」と言い間違えた中丸の方を見て笑う)。皆さんきょうは本当にどうもありがとうございました。この10周年を迎える前に、またメンバーが一人抜け…。6人から5人へ、5人から4人へ、そして4人から3人へ。本当にその都度都度、みなさんの前に立って、自分たちの思うこと、みなさんに掲げることをお話させてもらってきましたが、何度もそれを、僕たちはかなえることが…(言葉に詰まる)えー、できませんでした。
とにかく…、それは本当に、KAT-TUNというグループの一員として、情けなく、悔しく、皆さんに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。僕たち自身もその都度その都度、いろいろな壁にぶつかりながらやってきました。僕自身も、自分が踏ん張らなきゃいけないときに、KAT-TUNを好きな自分でいなきゃいけない。KAT-TUNを好きでいたい。自分はKAT-TUNの亀梨和也なんだ。KAT-TUNの亀梨和也で、いたい。…そう思えたのは本当に、これまで数々のお仕事を一緒にさせていただいた方々と、本当にここにいる、きょうここに来れなかった方たちも含めて、ともに歩んでくれたみんなでした。本当に感謝してます。ありがとうございます。
明日から、それぞれの場所でしっかりと力をつけていかなければなりません。僕自身も自分の場所で、自分のやり方で、また新しい亀梨和也というものを模索しながら、力強く進んでいけたらいいなと思っています。なのでそこで得た経験や見た景色、思いというものをしっかりと大切に積み重ねて、またこの船に持ち帰ってくることができたらいいなと思います。
最後に、僕たちKAT-TUNは、K、亀梨和也。A、赤西仁。T、田口淳之介。T、田中聖。U、上田竜也。N、中丸雄一。この6人で結成されたグループです。なのでこの6人が集まらなければKAT-TUNというグループはもしかしたらなかったかもしれないし、僕自身もKAT-TUNのメンバーとして、今、皆さんとこうして、出会うことはなかったかもしれません。なので、ここにいる2人はもちろん、色々ありましたけど、抜けていった3人にも、しっかりこの歩みを感謝したいと思います。ありがとう。
えー、ここから先はね。誰も本当に、経験したことのない未知の部分に進んでいくわけで。時に皆さんを不安にさせてしまうことや、僕たち自身が不安になることもきっとあると思います。でも、これがKAT-TUNを守るために必要な時間だったと絶対に思えるように、僕たちは未来を作り続けていきたいと思います。
なので、とにかくあの、油断して休んでいる暇ないんで。もっともっとしっかりと、力強くつながって、しっかりと、ついてきてください。そして、それぞれがたくさんの力をつけたときに、心からKAT-TUNを守れたと思うし、KAT-TUNの亀梨和也として胸を張って、またここに立ちたいと思います。それまで皆さん、よろしくお願いします。本当にありがとうございました」