「ズートピア」勢い止まらず!ついに「コナン」を抜く
ディズニーの最新ファンタジーアドベンチャー「ズートピア」が、公開3週目にして「名探偵コナン」(4週目・2位)を抜き、5月7、8日の週末興行ランキングで1位を獲得したことが分かった。
公開当初より口コミで絶賛の声が相次いでいたが、ゴールデンウイークの期間中に大きく観客動員を伸ばし、5月8日時点での累計は興行収入29億8776万4600円、動員数235万6413人と、話題作がひしめくGW期間において驚異的な盛り上がりを見せ、興行収入50億円達成に迫る勢いだ。
週を追うごとに熱狂的なリピーターが後を絶たず、 幅広い層へ“ズートピア現象” が拡大。まだまだ人気はとどまることを知らない。
ちなみに本作は、公開2週目の成績が初週を上回るなど、GW映画で唯一前週より興行収入がアップする盛り上がりを見せ、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーからは「ディズニー映画の中でもすば抜けた傑作」との絶賛を受けた。テリー伊藤に至っては「『アナ雪』を超えた」とまで評され、各界の著名人たちから「傑作」の声が続々上がっている。
さらに、ヒロイン・ジュディの相棒となるニックの“ネクタイを引っ張る”印象的なポーズをはじめ、シーンのパロディー写真や創作マンガ、擬人化イラストなど、「ズートピア」関連のファンアート投稿もブームに。
「ジュディかわいい」「ニック格好いい」などとキャラクターに熱狂するファンが絶えず、日夜ハイクオリティーな投稿が繰り広げられている。
そして、縫いぐるみや“ツムツム”、アパレルやステーショナリーグッズなど、個性豊かなキャラクターたちのグッズも大人気。豊富なラインアップから大人買いするファンも多く、SNSに“戦利品”をアップするケースが続出。映画人気と共にグッズ売り上げも右肩上がりだ。
日本に先駆けて公開された全米では、ディズニー・アニメーション史上No.1のオープニング興収、異例の3週連続1位を達成。ことし公開した全作品の中で、世界No.1の記録を誇る。(5月9日現在、9億5642万4990ドル/Mojo調べ)
作品への好評価が定着した今、劇場には家族連れや女性はもちろんのこと、大人や男性客の姿も多い。キュートでユニークなキャラクターたちはもちろん、偏見や差別といったテーマにも言及しているため、本作は大人でも楽しめるエンターテインメントとして幅広い支持を獲得している。
特にジュディとニックのコンビの人気はとどまることを知らず、熱狂的リピーター発生の要因と見る声も。
GWは終わってしまっても、まだまだ“ズートピア現象”は終わりそうもない。
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