yonige新曲モチーフの映画で注目女優・瀧内公美が等身大女子に
芸能活動わずか半年で映画「グレイトフルデット」主演に抜擢されるなど注目の若手女優・瀧内公美が、音楽×映画のコラボ音楽祭・MOOSIC LAB(ムージック・ラボ)コンペ参加作品の「夜、逃げる」に主演する。映画「ダムライフ」(11年)などで知られる女優・菅原佳子とのダブル主演。
「夜、逃げる」は、大阪の人気ガールズバンド・yonigeの新曲「センチメンタルシスター」をモチーフにした映画作品。yonigeの楽曲が全編に使用され、同じく注目の若手劇作家・演出家、山田佳奈(劇団□字ック)が脚本・監督を務める。
物語のテーマは、等身大の女の子たちの「誰かの、特別な何者か」になりたいという願い。平凡に生きてきた売れない舞台女優・加奈子(菅原)のもとにある日、高校の同級生・萌乃(瀧内)が現れる。萌乃は、元カレを取り戻すためにある女性への嫌がらせを企み、加奈子に協力を頼む。しかし、じつは加奈子自身、萌乃に彼氏を横取りされたことがあるのだった。そんな思いを抱えながらも、加奈子は萌乃に協力し、“究極の嫌がらせ”を始める――というストーリー。
瀧内は1989年生まれ、富山県出身の26歳。大学4年時に地元で映画の撮影に携わったことをきっかけに芸能活動をスタートさせ、事務所所属の半年後に映画「グレイトフルデッド」の主演に抜擢された逸材。さらに、昨年は映画「ソレダケ/that’s it」「BAR神風」に立て続けに出演し、ことし6月25日公開の映画「日本で一番悪い奴ら」にも出演している。今後が期待される注目の若手女優だ。
さらに、共演には大根仁監督の映画「恋の渦」(13年)などに出演した俳優・松澤匠、映画「セブンデイズ」主演の俳優・山田ジェームス武が顔をそろえる。また、本作は先月28日からクラウドファンディングで支援者を募集中。資金提供者には金額に応じて、オリジナルグッズやメイキングDVD、□字ック公演のバックステージ招待、出演者の手書き暑中見舞いが届く権利など、ユニークなリターンが用意されている。フレッシュな顔ぶれで描く、等身大女子の過去も現状もぶっ飛ばす“究極の嫌がらせ”に注目だ。
2016年8月公開
※MOOSIC LAB 2016参加作品は8月下旬より東京・K’s cinemaほかにて順次ロードショー