上川隆也“ニモ”続編の声優起用に「ただただうれしい」
「ファインディング・ニモ」の奇跡の冒険から1年後の世界を描く、7月16日(土)公開の映画「ファインディング・ドリー」で、主人公・ドリーの「家族の思い出」の鍵を握る注目の新キャラクター・謎のタコのハンク役に上川隆也、“泳ぎが苦手なジンベエザメ”デスティニー役に中村アンが起用されたことが分かった。
大のアニメ好きで知られる上川は「思ってもいなかったオファーをいただき、ただただうれしかったです」と起用に大喜び。本作が声優初挑戦となる中村は「(声優の初挑戦について)ものすごくうれしかったです。『ファインディング・ニモ』はもちろん、ピクサーの映画は大好きで全部見ているので、本当に感動しました!」と喜びを語った。
今回、ディズニー作品の声優初挑戦となる上川が声を演じるハンクは、ドリーと一緒に人間の世界で大冒険を繰り広げるキャラクター。ハンクは足が7本しかないタコで、ドリーの冒険に手を貸すが、その目的は謎に包まれているというミステリアス一面もある。
ディズニー/ピクサー・アニメーションの大ファンだという上川は、ハンクについて「ハンクは忍者のように擬態や変身もする面白いキャラクターで、きっと皆さんにも愛していただけると思います。スケールアップした大冒険と、ドリーだからこその、心がふっと温まる感動のラストが待っていますので、ぜひご期待ください」と本作への自信を見せた。
またアニメーションの吹き替え経験はあるものの今回特に難しかったポイントとして「ハンクは喋っていても口が見えないので、そこが吹き替えの大きなハードルでした」とタコ役ならではの難しさを明かした。
ディズニーの担当者は「変幻自在に姿かたちを変え、敵か味方かも分からないハンクを演じられるのは、二枚目の役からバラエティー番組出演まで幅広い姿を見せてくれる上川さんしかいない! と考え、起用させていただきました」と起用理由を説明した。
また、このたび声優初挑戦の中村が担当するデスティニーは、ドリーの家族探しの鍵を握るジンベエザメの女の子。ドリーと同じくクジラ語を話すことができるが、サメなのに泳ぐのが苦手というかわいくておちゃめなキャラクター。
全ピクサー映画を見ているという中村は本作で演じるデスティニーについて「デスティニーは体は大きいけれど、 おっちょこちょいで明るくて、ドリーを助けようとする優しいサメ。みんながドリーを助ける姿から、思いやりが伝わったらいいなと思います」とそのかわいさをアピール。
さらに、難しかったシーンについて「クジラ語を話すシーンがとにかく難しかったです」と、特徴的な声を出すクジラ語に苦労したことを明かした。
ニモやマーリン、カメのクラッシュなど、おなじみの人気者たちに、タコのハンクやジンベエザメのデスティニーが加わり、ドリーの家族とその秘密を探す感動の冒険が始まる。
海の生き物にとって禁断の場所である“人間世界”を舞台に繰り広げられる、忘れられない旅に出掛けよう。
前作以上にスケールアップした驚くべき冒険と、家族や友情の大切さを描いた感動のストーリーで、この夏は心も体も“アツく”なろう!
7月16日(土)公開