“逆輸入俳優”大谷亮平「福山雅治に憑依したい」
韓国ドラマ「ああ、私の幽霊さま」DVD発売を記念したイベントが開催され、アジアで活躍する俳優・大谷亮平が登場した。
大谷は、'03年に韓国の「ダンキンドーナツ」のCM出演をきっかけに、韓国で芸能活動を始め、10年間以上にわたり数々のドラマや映画、バラエティー番組に出演してきた。
ことし4月からは日本で俳優活動を本格的に開始し、現在放送中のドラマ「ラヴソング」(毎週月曜夜9:00-9:54フジテレビ系)にもレギュラー出演中の注目俳優だ。
もともとシリアスなドラマが好みだった大谷。「(「ああ、私の幽霊さま」は)ラブコメだったが話題作だったので、見始めたら面白くてハマってしまった」と告白。
また、主役の2人もさることながら、コメディーに徹している脇役のシェフたちの演技も評価しつつ、本作で警官役を演じているイム・ジュファンとはモデル時代からの友人ということも明かした。
「韓国は1週間に2話放送するのでドラマが多く、殺人的スケジュール。日本(「ラヴソング」)ではゆったり撮るんだなと。リハーサルがとてもしっかりしていて、本番と思って臨んだら、リハーサルだった(笑)」と、韓国と日本の撮影の違いを指摘した。
「その殺人的スケジュールをこなせるのは、温かいチームワーク」とも明かし、「韓国では、“セクシー幽霊スネ”のような積極的な女性が多いが、本来の好みはボンソンのようなおとなしい女性。でも積極的なスネにも魅せられた」と女性のタイプについても言及した。
作品に関連付けて誰に憑依したいかと聞かれ大谷は「福山雅治さん」と即答。「ドラマのキャストの方々と飲みに行った時、リクエストをしたら、即興でギターを弾いてくれ応えてくれた。カッコ良かった。一度だけでいいから憑依したい」と先輩への憧れを語った。
さらに、第2のディーン・フジオカと称されることについて「とても光栄です。日本でブレークする前、韓国にいる時からディーンさんの存在は知っていて、台湾などでも活躍していると聞いていました。僕も韓国から芸能活動を始めているので、同じ境遇ですし、一度お会いしたいですね」と興味を示した。
■「ああ、私の幽霊さま」
弱気で落ちこぼれのヒロイン・ボンソン(パク・ボヨン)が、恋愛体質のおてんばセクシー幽霊スネ(キム・スルギ)にとりつかれ、イケメンカリスマシェフ・ソヌ(チョ・ジョンソク)に猛アタック。
ミュージカル界のトップスターであり、「最高です!スンシンちゃん」などの実力派俳優チョ・ジョンソクが、幽霊に愛されてしまうイケメンシェフ・ソヌ役を好演。
ヒロインのボンソンを演じるのは、「過速スキャンダル」のパク・ボヨン。小心者でうぶな素顔と、幽霊がとりついたときのエッチで大胆な正反対の二つの顔を演じ分け、視聴者をくぎ付けに韓国で大ヒットした。