「ファインディング・ドリー」が世界的歌姫とタッグ!
「ファインディング・ニモ」の1年後の世界を描く、7月16日(土)公開の「ファインディング・ドリー」。忘れん坊のドリーは、青い体に黄色いヒレが特徴のかわいらしいキャラクターだが、いつものかわいらしいイメージとは一変、ドリーが黒髪と金髪の“あの頭”になった衝撃画像が公開された。
本作は忘れん坊のドリーの“家族の思い出”を探すため、ドリー、ニモ、マーリンに加えて新キャラクターのタコのハンクやジンベエザメのデスティニーら新しい仲間たちが、危険がいっぱいの“人間の世界”に飛び出し、ドリーの家族の秘密を巡る冒険ファンタジーだ。
前作同様、かわいらしいキャラクターがたくさん登場する本作。しかし、このたび解禁された画像はいつものかわいいドリーからは想像できない姿だった。
実はこの画像、ドリーと日本でも話題沸騰中の“顔出しNGの歌姫”シーアがタッグを組んだもの。黒髪と金髪が半々に分かれた髪形は、顔を見せないというポリシーを持つシーアのトレードマークとなっている。ドリーもシーアのウイッグを着けて目を隠し、そのキュートな口しか見えない風貌に変身している。忘れん坊のドリーが、ただ一つ“忘れられなかった思い出”を探して冒険するというストーリーにちなみ、本作のエンドソングに世代を超えて愛されている名曲「アンフォゲッタブル」が選ばれた。
その曲の歌い手として、世界中で注目度が高まっている“顔出しNGの歌姫”シーアが大抜てきされ、ディズニー/ピクサーでは異例のキャラクターと実在の人物がタッグを組んだ特別なビジュアルが制作されたのだ。
もともとシーアの大ファンであるアンドリュー・スタントン監督の熱烈なオファーにより抜てきされたシーアも「私はドリーの物語を聞くと涙が出てしまうの」と、忘れん坊のドリーが離れ離れになってしまった家族に会いたいと願う気持ちに強く共感。そして、今回の相思相愛タッグを表現したかのような“シーア風ドリー”が完成した。
楽曲「アンフォゲッタブル」は伝説的ジャズシンガーであるナット・キング・コールが歌ったことで世界的に有名となり、彼の実娘ナタリー・コールが亡き父の音源とコラボしたことで'92年の「グラミー賞」最優秀レコード賞に輝いた名曲だ。
今回、その「アンフォゲッタブル」を歌う歌姫シーアは、リアーナやビヨンセなどの有名アーティストの大ヒットソングを手掛け、現代ポップス界最大のヒットメーカーと称されている。'14年にリリースした自身のシングル「シャンデリア」は第57回グラミー賞で主要2部門を含む4部門にノミネートされた。
また、最近では女優・土屋太鳳が圧巻のダンスを見せた新曲「アライブ」のミュージックビデオが話題になったことも記憶に新しい。力強くも透き通る歌声は「ファインディング・ドリー」の物語の感動を締めくくり、この夏日本中が感動の渦に巻き込まれることは間違いなさそうだ。
アンドリュー・スタントン監督は、世界的歌姫シーアが前作以上にスケールアップした音楽のパワーで、物語を引き立ててくれるはずだと大きな期待を寄せている。
「『ファインディング・ニモ』でロビー・ウィリアムズが、名曲に彼の持つ独特なヒネリを利かせたのと同じように、シーアもナット・キング・コールが歌った名曲「アンフォゲッタブル」の魂にあふれた本質を捉えているよ。この名曲をしっかりと彼女のモノにしていて最高さ!」と、大ファンである天才シンガーの歌声に大満足。
さらに「シーアとドリーは完璧にお互いを引き立て合っているね。これ以上ないほど大満足だよ」と絶賛し、ドリーの物語にピッタリの楽曲に自信を見せた。
忘れん坊のドリーが“忘れられない”大冒険に向かう本作。歌姫をも涙させる、ドリーの新たな“アンフォゲッタブル”な思い出を劇場で作っちゃおう。
7月16日(土)公開