高島礼子が社会人経験を生かして総務のおばさんに!?
テレビ朝日系の木曜夜8時枠で、7月より高島礼子主演ドラマ「女たちの特捜最前線」が放送されることが決定した。
同ドラマは「土曜ワイド劇場」で放送され、好評を博したことにより連続ドラマ化が決定。刑事たちの陰で働く3人の女性の活躍を描く。
京都中央警察署総務課勤務の警察官・京子(高島)が、広報課の弥生(宮崎美子)、食堂調理員の美鈴(高畑淳子)らと捜査情報を持ち寄り、警察署内の食堂で井戸端会議を繰り広げる中で、事件解決のヒントを見つけ出す。
会社員経験を持つ高島は「実は私、かつて3年ほど会社勤めをしていましたが、総務部総務課だったんです。洗剤が足りなくて先輩に怒られたり、備品を整理したり、まさにこの京子の役を体験してきました」と意外な実体験を告白。そして、「若い後輩を叱るシーンでは、当時の先輩のことを思い出して本気で怒れると思います(笑)。そんな会社勤めの貴重な経験をぜひ生かしたいですね!」と、力強く宣言した。
また、「第1弾の撮影のとき、“もっと女子会シーンを面白くしたい!”と、撮影所の食堂で3人でミーティングをしたのですが、女同士の会話って脱線するんですよね。高畑さんも宮崎さんも、ツッコミがすごいですし(笑)。でも時間はかかるけど、結果的にはきちんと結論もつく…。そんな女子トークの醍醐味(だいごみ)に気付いたおかげで、面白い井戸端会議シーンを撮ることができました」と前回を振り返り、「今回の連続ドラマでもみんなで話し合いながら、それぞれのキャラクターをしっかり持って、より一層楽しい井戸端トークを撮りたいと思っています」とドラマの魅力と懸ける思いを語った。
高島と共に女子会を繰り広げる宮崎は「弥生は、“自分はこうありたい”と思う基準が高過ぎる人。だからこそ“私なんてダメ”と思ってしまう、損な女性ですね。でも一方では、“おばさんだから”という開き直りもあって、人前でも図々しくクヨクヨしちゃう…」と自身の役柄を分析。
そして「私自身、先頭を切って走るタイプではないので、高島さん、高畑さんという、2つの大輪の花を眺めつつ、その隙間に出ていく弥生のポジションはとても心地よいです」と自分の立ち位置に満足な様子だ。
元刑事でありながら、警察署内の食堂で働く美鈴を演じる高畑は「3人の中で美鈴が一番純情な女性だと思っています。元刑事の美鈴は両親の介護という理由から職を退きましたが、実は刑事という仕事が怖くて第一線から逃げたんです。
でも、実は誰よりも正義感が強くて、“正義を貫く場に身を置いていたい”という思いから、警察食堂で働いている…。そこに、彼女の純粋さを感じます。毒舌で下ネタも言っちゃうけど、根は恥ずかしがり屋で情にもろい。そういう、美鈴という女性の中に見え隠れする多様性が好きですね」と、自身の役柄に愛着があるようだ。
最後に、高島は「女性目線で事件を解決していくのがこの作品のテーマ。普通の刑事ドラマになってしまってはつまらないので、監督に抑えられちゃうぐらいの勢いで、でも脱線し過ぎず、視聴者の方が一緒に謎解きを楽しんでいけるような作品を作り上げていきたいですね」とアピールした。
7月スタート
毎週木曜夜8:00-8:54
テレビ朝日系で放送