「真田丸」病弱卒業のおこうが女子会トーク!
大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)の舞台の一つとなっている群馬・沼田市で、おこう役の長野里美、吉野太夫役の中島亜梨沙、歴史好きアイドル・小栗さくら出演のトークイベントが行われた。
イベントが行われた沼田市は、「真田丸」では大泉洋が演じている真田信幸、そして吉田羊演じる小松姫(稲)らが暮らした沼田城のあった場所で、信幸の子・信吉や小松姫の墓所があるなど、作中で描かれる人物にも縁が深い。
イベントのテーマは“女子会”ということで、会場に集まった160人超の参加者は、全員が女性。ドレスコードの“真田レッド”に合わせて、髪飾りやバッグから手作りの甲冑まで、思い思いの赤を身に着けて会場に華を添えた。
呼び込みを受けて登場した長野は、「おこうを演じている長野里美です。…ゴホゴホッ」とおこうの代名詞ともいえる“咳き込み”を披露。会場からは大きな拍手が沸き起こった。長野は、「(作中では)もう病弱ではないのですが、一応、(咳き込むのは)お約束となっていますので(笑)」と続けて、さらに笑いを誘った。
その後は、司会を務めるNHK前橋放送局の野口沙織キャスターも交えた4人で“女子会”がスタート。お題に従ってトークを展開した。
“おこうにプロポーズするなら?”というお題では、中島と小栗が、おこうの“元夫”信幸になりきって、長野に向かって“再婚”を迫ることに。宝塚歌劇団出身で娘役のスターだった中島だが、ここでは“男役”を思わせる声色で話し始めると「しゃもじは持てなくてもいいから、俺に…“雁金踊り”を見せてほしい」と、予想外のリクエスト。これには長野も「それは、もう忘れよう!(笑)」と大ウケだった。
一方の小栗は、突然背中を向けると「何を言ったらいいのか…無理だ無理だ無理だ!」と作中のせりふを交えて迫真の演技。そのまま長野に近づくと「おこう、ただそばにいてくれないか」と愛の言葉をささやいた。「真田丸」ファンらしい再現度に、長野も「信幸さん、よく、ああいう悩み方されますね!」としきりにうなずいていた。
また、“もうすぐ父の日ですが、(草刈正雄演じる)昌幸にぴったりのプレゼントは?”というお題では、長野がすかさず「毛皮用の消臭スプレーは?」と回答。先日の放送で、秀吉への貢物の毛皮を、石田三成(山本耕史)に「臭いは何とかならんのか」とダメ出しされた昌幸にぴったりな回答に、会場は爆笑。
最後は、長野、中島、小栗が会場に集まった参加者の中から、それぞれ“ベストドレッサー賞”を決定。候補者を探すため、長野らが壇上から降りてくると、参加者たちは工夫を凝らした装いをアピールし、3人は選考に頭を悩ませる。
最後は、最年長の93歳女性、最年少の生後7カ月の赤ん坊、忍者服に身を包んで参加した女の子が選ばれ、女子トークあり、来場者参加型のゲームありのイベントは、大盛り上がりのうちに幕を閉じた。
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほか