菅田将暉、もうママとは呼ばない?人気CMでキリッ
6月24日より放映が開始された住友生命保険のCM「1UP(ワンアップ)」の最新シリーズに、菅田将暉、ジャングルポケットの斉藤慎二が出演する。
菅田は、これまで瑛太が演じてきた「上田一(うえだはじめ)」と名前の似た、「上野一(うえのはじめ)」役で登場。マイペースな若手会社員の上野が、同僚Sさん(斉藤)に付き添い、住友生命ライフデザイナーYさん(吉田羊)から保険の説明を受ける様子が描かれる。
話を聞いている途中で掛かってきた母親からの電話に応じる上野は、母親をこれまでの「ママ」ではなく「おふくろ」と呼び、何かが“1UP”した姿を見せる、というストーリーだ。以前のシリーズから登場している、元巨匠の岡野陽一演じる喫茶店店員Oさんが上野に対しコメントするバージョンも用意されている。
なお、撮影を終えた菅田は、撮影中に岡野に何度も足を踏まれていたという裏話を披露。「最初の1回目はああ仕方ないな、というか別に怒るんでもなんでもなく、ああ踏んだな、くらいなんですけど。2回3回とずっと踏むから(笑)。その真意は分からないです(笑)」と、岡野からの謎のコンタクトがあったことを明かした。
また、上野がYさんと出会い“1UP”するというCMのストーリーにちなみ、菅田、吉田、斉藤が、「自分が一歩進むきっかけになった出会い」についてコメント。
菅田は'13年公開の主演映画「共喰い」で出会った、監督の青山真治、プロデューサーの甲斐真樹の名を挙げ「ちょうどデビューして3、4年くらいだったんですけど、正直よく分からずこの世界にいて」「そんな中、俳優という職はこういうことだ、みたいなものを教えてもらった現場でした。いまだに頭が上がらない師匠的な人ですね」と振り返った。
吉田はさまざまな場で話しているエピソードだと前置きした上で、中井貴一と三谷幸喜との出会いを回想。連続テレビ小説「瞳」('08年、NHK総合ほか)出演時に中井の目に留まり、中井自ら同ドラマのプロデューサーに電話したことに端を発し、三谷を紹介されるなど縁が広がっていったのだという。
そして斉藤は前職の営業マン時代に上司に吉本興業を薦められたという、現在に至るきっかけを語った。吉本を薦められた翌日に退職願と吉本の養成所への願書を両方提出したそうだが、「後から聞いたら僕が営業の仕事に対してちょっとモチベーションが下がってるみたいに勝手に捉えられていて。カマをかけるつもりで言ったらしいんですよね」と、一騒動あったことを明かした。
なお、“別の職業に就くとしたら?”という話題には、菅田と斉藤は教師と回答。須田は「高二の時に上京しているんですけど、それまで数学しかできなかったんです。数学だけが取り柄というか。それでなんとなーく親友の奴と一緒に教師目指そうかって。今そいつはもう教員免許取って。だから多分先生やってたと思います」と、学生時代を振り返った。
新テレビCM『ここから1UP』篇
6月24日(金)より全国でオンエア