音尾琢真が“先輩”白石和彌監督の悪事を暴露!?
公開中の綾野剛主演映画「日本で一番悪い奴ら」でメガホンを取った白石和彌監督が、7月2日より実施中の“7日間連続トークイベント”。
その第5弾が7月6日に新宿バルト9にて行われ、本作で主人公・諸星(綾野)を目の敵にする警視庁のライバル刑事・国吉博和を演じた音尾琢真が登場した。
大きな拍手で迎えられた音尾はあいさつで「こんばんは、綾野剛です」といきなりボケると、会場からは笑いが。音尾は「非常に面白かったです」と作品の感想を述べると、続けて「実は父が北海道警察に勤めていて、父もこんな恐ろしいことになっていたのかな」と告白すると、会場はざわつきながらもなぜか笑いが起こる。
衣装合わせの際に白石監督から「台本を読んだ?」と聞かれ、「父親不信に陥りそうです」とブルーな気分になったことを告白。その時のことを思い出した白石監督が映画のキャンペーンで札幌へ行った際に、原作者で諸星のモデルとなった稲葉圭昭氏と再会し、そのエピソードを話すと「えっ!? 音尾さんの息子!?」と驚いていたそう。
実は稲葉氏が警察官として勤務していた際、音尾の父と同僚の間柄だったことが白石監督によって語られると、会場からは驚きの声が上がる。
白石監督がその会話の中で音尾の父の印象を聞いてみると「いつも財布に息子さん(音尾)の写真を忍ばせていた。うれしそうに写真を見せながら週末は一緒にキャンプに行ったり、BBQをしたりするんですよ」と言っていたということを伝え聞くと、音尾は「高校のころくらいから、父からのキャンプの誘いを断るようになったので、ことしは一緒に行きたい」と笑顔で語った。
さらに、音尾は白石監督と同じ高校の一学年下の後輩だったらしく、昔話で盛り上がる場面も。白石監督は高校時代サッカー部で、音尾が当時所属していた新体操部が「文化祭の時にバク転とかして女子にモテるから面白くなかった。だから体操部の道具に砂を掛けたりしていた」と、まさかの告白を。これには音尾も「本当に日本で一番悪い奴ですね」と苦笑した。
音尾は当時、同学年で白石監督と同じサッカー部に所属していた友人に白石監督の当時の悪事を聞き出したそうで、冬場の筋トレの際は階段の真下で女子生徒のスカートの中を見るために場所を動かなかったことや、とある先輩の自転車を学校のポールに縛りつけたり、お祭りで先輩が真剣にやっていた“型抜き”をたたき割り、怒った先輩を見てゲラゲラ笑っていたなど、高校生だった白石監督の悪事の数々が音尾によって明るみに。このエピソードには、会場から一番の爆笑が起きていた。
当時の思い出に漬かるように「やることが小さいですね~」と笑顔で感想を述べつつも、白石監督は過去の悪事を認めた上で謝罪した。
最後に、白石監督は「どんなオファーも受けてくれると言うのでいろいろな役を音尾君にぶっこんでいきたい!」と“後輩”音尾との再タッグを希望すると、会場からは大歓声が上がり、笑いにあふれたイベントは終了した。
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