生駒里奈「夢じゃないかと」舞台版“こち亀”に喜び
秋本治原作の国民的人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」10年ぶりの舞台化となる舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に出演するラサール石井、ユージ、原幹恵、池田鉄洋、乃木坂46・生駒里奈ら主要キャスト10人が、7月7日「大大大成功祈願!&七夕 短冊飾りin香取神社」に出席した。
キャラクター衣裳で登場した10人は、香取神社宮司による祈祷(きとう)、七夕飾りの短冊付けを行い、それぞれが舞台へ向けての意気込みを語った。
脚本・演出・主演を務めるラサールは「もう20年くらい前から舞台版『こち亀』をやっていまして、今回はキャストもスタッフもパワーアップして、豪華な布陣でやれることになりました。今は2.5次元ミュージカルが当たり前のようになっていますけれども、20年前はそんなになくて、この『こち亀』はその元祖みたいなつもりで、負けないように頑張っていきます」と意気込みを。
漫画好きで知られる生駒は「毎週買っている『ジャンプ』作品の、しかも40周年という連載の歴史を持っている『こち亀』に携われるというのがうれしくて。だから、こうして取材を受けていることも、暑いから夢なんじゃないかと思うんですけれど(笑)。一生懸命『こち亀』に花を添えられるようにしたいです」とコメントした。
ラサールから両津の声で「生駒ちゃん、よろしくね!」と声を掛けられると、生駒は「もう、こういうのが…」と喜び、笑みをこぼしていた。
また、中川圭一を演じるユージは「中川圭一をやるに当たって調べていたら、とことん僕のリアルライフに近いな、と(笑)。驚きましたね。まず、身長が一緒で、帰国子女、中川財閥まではいきませんけど、うちもひいおじいちゃんがドミニカ共和国の大統領だったりして、御曹司とは言わないですけど、相当生活が近い。演じていく中に、リアルな自分も盛り込んでいっても良さが出たりするのかな」と役との共通点を告白。
秋本・カトリーヌ・麗子役の原は「原作ファンの方に麗子として私が受け入れていただけるかどうか緊張しています。もちろんそこは壊さないようにしつつ、私なりの麗子も皆さんに気に入っていただけるように頑張っていきたいです。楽しみに待っていてください」と呼び掛けた。
9月9日(金)~19日(月)東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo
9月23日(金)~25日(日)大阪・サンケイホールブリーゼ
原作=秋本治(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
脚本・演出=ラサール石井
出演者=ラサール石井/ユージ、原幹恵/池田鉄洋/小林由佳、俵木藤汰、伊藤明賢/彩輝なお/新良エツ子、武者真由、河本章宏/青柳塁斗、味方良介、章平、北園涼、福澤侑/香月彩里、谷須美子、中村景好/坂本あきら/生駒里奈(乃木坂46)
主催=舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」製作委員会2016(ネルケプランニング/集英社/ADK)
協力=週刊「少年ジャンプ」編集部/一般社団法人日本2.5次元ミュージカル協会
画像クレジット=(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社 (C)舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」製作委員会2016
【HP】kochikame-stage.jp/