アニメ「タイムボカン24」の主要キャストが決定!
日本テレビ系にて10月よりスタートするアニメ「タイムボカン24(トゥエンティーフォー)」。このたびメインキャストが発表となり、豪華な顔触れが明らかになった。
「タイムボカン24」は、'75年に第1作が制作された「タイムボカン」シリーズの最新作。タイムマシンを中心に、主人公たちが時空を超えて悪玉トリオと戦う奇想天外でコミカルなストーリー展開や、魅力的なキャラクターで人気を博した同シリーズが、内容を一新した完全新作として描かれていく。
本作の主人公は、現代の東京に住む中学2年生・トキオ。ある日突然、24世紀の組織・JKK(時空管理局)の隊員に任命されたトキオは、「教科書に書かれている歴史は全てウソで、過去には教科書よりも面白い真実の歴史=真歴史が眠っている」という驚きの事実を知らされる。
トキオは隊員のカレンと共に、組み合わせによって変身・合体など形を変えられる、24機もの“ボカンメカ”を駆使しながら、さまざまな真歴史を探していく。
主人公・トキオを演じる若山晃久は、「決定の連絡をいただいた時は、言葉が出ないくらいうれしかったです。初めて受けたオーディションで合格し、しかも主人公だったので『まさか僕が…』となかなか信じられませんでした。ベタですけど、頬をつねって現実かどうか確認しました(笑)」と、決まった際を振り返る。
続けて「初めての主人公ということで、とても緊張していますが、トキオや『タイムボカン24』を一人でも多くの方に愛していただけるよう、精いっぱい頑張っていこうと思います!」と意気込みを明かした。
トキオの先輩で、共に真歴史を探すカレンを演じるのは鬼頭明里。「受かるとは思っていなかったので、最初は喜びというより、『間違いじゃないかな?』と半信半疑でした。その後、本当に受かったことが分かり、頑張らなくてはという気持ちでいっぱいになりました。
こんなにも大きな作品に関わらせていただけることになり、喜びと共に、プレッシャーを感じています。多くの人に愛される作品にするために少しでも貢献できるよう頑張っていきますので、よろしくお願いいたします」と、シリーズの重みを感じながら率直に思いを語った。
トキオたちの前に立ちはだかるのが、「タイムボカン」シリーズでおなじみの“三悪”。今回の3人は、ビマージョ、ツブヤッキー、スズッキーによるトリオ「アクダーマ」。世界最大の教科書会社・ヒストリーパラダイス社に雇われた3人は、教科書通りの歴史を守るためにこき使われている。
アクダーマトリオのリーダー・ビマージョには喜多村英梨、メカニック担当・ツブヤッキーには平田広明、怪力だけが取り柄の見習い社員・スズッキーには三宅健太が決定。「夜ノヤッターマン」('15年読売テレビほか)でも人気を博した実力派声優の3人が、物語にアクセントを加えていく。
さらに、「アクダーマ」のボス・オヤダーマ役には物まねタレントのホリ、ボカンナレ役には千葉繁が起用されることに。それぞれ魅力的な悪役たちに、どんな息吹を与えていくのか期待しよう。
また、今回は企画協力とキャラクター、メカ原案にレベルファイブ、クリエイティブ・プロデューサーに日野晃博(『妖怪ウォッチ』等)、シリーズ構成には加藤陽一(『宇宙兄弟』『妖怪ウォッチ』等)、監督には子供向けギャグアニメに定評のある稲垣隆行氏(『初恋モンスター』等)という、豪華な布陣で制作される。
かつての「タイムボカン」シリーズへのリスペクトを込めながら、どのような作品に生まれ変わるのか。幅広い世代から注目を集める同作の、今後の展開にも注目だ。
10月スタート
毎週土曜昼5:30-夜6:00
日本テレビ系で放送