「でぶせん」主演は森田甘路! フレッシュキャスト集結
Huluにて実写オリジナルドラマとして配信されることが決定した「でぶせん」(原作:安童夕馬、漫画:朝基まさし)の主要キャストが決定。主人公の“でぶせん”、“みっちゃん”こと福島満/満子役には人気劇団「ナイロン100℃」の劇団員で俳優の森田甘路が抜てきされた。
森田と言えば、映画「イニシエーション・ラブ」('15年)や、ことし4月期に放送された連続ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(TBS系)などに出演していた、味のある個性派俳優。
その個性的な風貌と空気感、確かな演技力で演劇界で異彩を放ち、ちまたではひそかに“気になる存在”として注目を集めている。
そんな森田が、原作者・安童氏からの熱いラブコールを受け、衝撃の(?)初主演を飾ることに。過去に仕事で経験したことがあるという、堂に入った女装姿を惜しみなく披露しながら、ヘタレで性欲旺盛な“伝説の教師”みっちゃんをおちゃめに熱演。世間をいろんな意味であっと言わせてくれそうだ。
そんな実写版「でぶせん」は青田買いの宝庫とも言うべき俳優がそろっており、粒ぞろいの“原石”が集結している。
お色気満載・抱腹絶倒の学園ドラマ「でぶせん」が展開する破天荒な世界を、視聴者に先入観なく楽しんでもらうため、森田を取り囲むキャストもまだあまり有名ではない“これからの逸材”で固めたんだそう。
特にみっちゃんが受け持つ2年寅組の生徒たちを演じる顔ぶれは、これ以上はないほどフレッシュさ。シャレにならないレベルの攻撃性を放つセクシー美少女・神夜晶を演じるのは、ファッション誌のモデルやグラビアで活躍している池上紗理依。ある理由で失った左腕の義手の中に鋭利な刀を仕込み、凶暴な不良たちとも互角に戦いまくる神夜を演じる。
さらに、真面目な美少女・麻生祥子役には、タレント&グラビアアイドルとして活躍する芝崎唯奈。クマばりの野生ぶりをさく裂させる単細胞な巨体不良・緋熊五郎役には、本作で鮮烈デビューを果たす「ワタナベコメディスクール」所属の新人・東使友亮。
そして、いじめられっ子…だが、誰よりも立派な“巨根”を持つ優等生・小山大器役には、次世代若手俳優輩出ユニット「恵比チリDAN」のメンバー・渕野右登がキャスティングされた。ショック療法のような強烈過ぎる役柄を与えられ、粒ぞろいの原石たちはどんな輝きを放つのか。彼らの度胸あふれる、捨て身の演技に注目が集まる。
主演の森田は、今回のオファーに「僕は『サイコメトラーEIJI』世代のド真ん中なんですけど、今回演じるみっちゃんがもともとあの漫画に出てたことは覚えてなかったんですよ。なにせ小学校高学年の時に読んだので、下ネタがよく分からなくて…(笑)。
無意識のうちに、みっちゃんの下ネタパートをスルーしてたんでしょうね。そういう個人的な事情から『みっちゃんが主役の漫画があったんですか!?』というのと『それが実写化になるんですか!?』という、2種類の『ホントですか!?』という驚きがありましたね(笑)。そんな中、作者の安童さんが僕を指名してくださったと聞いて、本当に光栄でした」と、驚きとともに大喜び。
セクシーなシーンも満載の本作だが、楽しみなシーンについては「混浴シーンかな(笑)。もちろん、僕自身がどうこうっていうんじゃなく、あくまで“仕事として”ですよ! 僕は監督に言われれば何でもやりますし、ビジネスとして割り切って臨んでますから!…でも、楽しみです(笑)。とてもいい仕事です(笑)。
実は今回、グラビアアイドルの子たちも多くて、みっちゃんがオッパイをくっつけられるシーンなんかもあるんですよ。でも、そういうシーンに限って、スタッフが早く撮影を終わらせようとするんです! 打ち上げで復讐(ふくしゅう)されるんじゃないかって心配になるくらい、男性スタッフたちの嫉妬心を日々感じてます(笑)」と素直な感想を。
最後に「規制が厳しい今と違って、一昔前は地上波でもオッパイが見られるなど、いわゆる“ハレ”があったんですよね。僕は『でぶせん』の撮影に参加しながら『あの時代が帰ってきた!』と思っています。
このドラマはいかに真面目にふざけるかが勝負となる、“夜のサザエさん”的な作品。ぜひ平和なエロ描写を見て、くだらないなって笑い飛ばしながら、息抜きをしていただきたい! 『教育委員会、かかってこい!』って感じです(笑)」とアピールした。
8月末より、Huluにて配信開始予定(全6話)
【HP】drama-debusen.com