氷室京介写真集『MEMENT』地域限定フライヤー＆写真家・平野タカシが明かす秘話公開！
氷室京介氏のソロデビュー日である7月21日に東京・代官山蔦屋書店で行われた、写真集『MEMENT』のフォトグラファー平野タカシ氏のトークイベントでTwitterから募集した質問に対するアンサーを一挙紹介! さらに地域限定版フライヤーも紹介！
Q.こんばんは、タカシさんへの質問です。写真を撮るにあたり、氷室さんの魅力を最大限に引き出すコツ等はあったのでしょうか？ 氷室さんを撮影する時はカラーとモノクロどちらが好きとかありますか？
A.コツというよりも、いつも氷室さんの呼吸に合わせる感じで撮影をしています。写真はやはりモノクロですね。特に氷室さんのような人は、色にごまかさずに、“氷室京介”という造形を浮き彫りにしたいと思うので。
Q.私も写真を撮っていて、『あ！今のいい！』と心の中でガッツポーズすることがあるのですが、平野さんがガッツポーズしたくなる瞬間の表情はどんな表情が多いですか？
A. 表情というより感覚的な話になりますが、氷室さんのリズムにピタッと合った時とかは「ヨシッ」って思いますね。
Q.何故、氷室さんを撮ろうと思ったのですか？ きっかけとなるエピソードがあれば教えてください。
A. 氷室京介さんとのお仕事を初めてしたのは1998年『one night stand』の年でした。
そのころは、まだ大阪にいてカメラマンをやっていたんですね。今でこそ、いろいろなアーティストのお仕事に関わらせていただいていますが、氷室さんは、まさにそのきっかけを作ってくださったアーティストです。最初に『one night stand』のステージを撮影した時に、圧倒的な完成美を目の当たりにしたのを覚えています。
Q.氷室さんの写真を撮り始めたときと今の気持ちの違いは、どんな感じですか！？ また、この写真は今までで最高だなぁ、氷室さんの写真を撮り続けて幸せだなぁって思った瞬間って…どんなときでしたか？
A.今でも最初に感じた氷室さんから感じられる圧倒的な完成美は変わりませんね。ただ、どんな悪い状況だったとしても、最後にウルトラマンのように復活し、勝っていく姿には感動します。
Q.この写真集での平野さんの一番のお気に入りのショットはありますか？ 良ければ、理由を教えて頂きたいです。 写真集発売、楽しみにしています！
A.氷室さん、そして事務所の方々の協力で、今回は普段見る事のできない氷室京介さんの姿が収録されているので、“これが一番”というのは選ぶことができないかもしれませんね。どれもがすべて僕にとって“走馬燈の氷室さんの姿”18年間を一瞬間のようにおさめているつもりです…。こんなお答えでよろしいですか（笑）。
Q.たくさんの方々を撮ってこられたと思いますが、氷室さんだけが持つ、氷室さんだけに感じる魅力や印象はありますか？ また、長く見続けてこられた中で変わったな、と感じた事があれば教えてください。
A.他にもいろいろな素晴らしいアーティストの方々の撮影をさせいてだいていますが、やはり自分にとって“氷室京介”は特別ですね。それは、一人で多くの観客を飲み込むようなステージで見せる迫力もそうですが、ステージ以外の“人間・氷室京介”を尊敬しているからかもしれません。それは18年経った今でも変わらないどころか、ますます強くなっています。
Q.2014年時点で2016年春にリベンジ予定は立っていたと思いますが、それを見届ける前に『MEMENT』を作成されたのは何か理由があるのでしょうか？ 宜しければ教えてください！
A.皆さんも印象に残っているかもしれないのですが、 突然の雷雨に見舞われた2014年7月20日の横浜スタジアムでのステージ『5th Anniversary TOUR GREATEST ANTHOLOGY –NAKED-FINAL DESTINATION』……。このライヴを撮り終えた瞬間、ラストと決めて臨んだステージで、アクシデントに端を発したコンディション面の問題などを抱えてパフォーマンスする真摯な氷室さんの姿に、25年闘ってきたアーティストが背負う歴史や想い、そして“人間”氷室京介の姿を残したいと思ったからです。
Q.「氷室さんがライブ時につけていた香水の香りを（写真集に）封入」とは、平野さんのアイデアでしょうか？ またそうだとしたら、それを思いついた経過や、きっかけなどありましたら教えてください！
A.いつもライヴ前に、氷室さんは香水をつけるのですが、このにおいをかぐと緊張感が呼び起こされるんですよね。自分を試されるというか。どうしても、この匂いがするとすぐ体が反応してしまうんです……。そこで、この匂いはぜったい入れたいと思い、封入しました。
（※）地域限定版フライヤーは、オリジナル版「MEMENT」展示展＆パネル展を行っている【関東版】代官山 蔦屋書店、HMV＆BOOKS TOKYO、【関西・中部版】枚方 蔦屋書店、アバンティブックセンター、星野書店近鉄パッセ店、【九州版】HMV＆BOOKS HAKATAのほか【東北版】丸善 仙台アエル店、ジュンク堂書店仙台TR店【群馬版】ブックマンズアカデミー高崎店、ブックマンズアカデミー前橋店、タイムクリップ倉賀野店などの協力店で扱っております。数に限りがありますので、詳しくはお近くの書店でご確認ください。
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