乃木坂46が全国ツアーを完走!18歳・齋藤飛鳥の涙と460発の花火がキラリと輝く!
乃木坂46が30日、「“真夏の全国ツアー2016”~4th Year Birthday Live~」の最終公演を行った。同ツアーは6月16日、静岡エコパアリーナで開催された“~深川麻衣卒業コンサート~”からスタート。全16公演で約18万人を動員しながら全国を駆け抜けてきた。
今月28日からは東京・明治神宮野球場を舞台に、ツアーファイナルと今までの楽曲を全部披露する「4th Year Birthday Live」を兼ねた3days公演を開催。初日、2日目は悪天候の中、メンバー、観客ともに雨に濡れながらのライブとなったが、最終日は開演時間までに天気が回復。この日のオープニング曲となった10thシングル「何度目の青空か?」でセンターを務めた生田絵梨花は「台風直撃も予想されたのに無事に3日間、開催することができました!」と喜びを伝えた。
11thシングル「命は美しい」のブロックは、同曲でセンターを務める西野七瀬の成長を振り返るVTRからスタート。その直後にソロ曲「ごめんね ずっと…」を歌った西野が涙を流す場面もあり、ファンからは後押しする声援が上がった。また、昨年2月22日に開催された「3rd Year Birthday Live」で正規メンバーに昇格した6名(伊藤純奈、佐々木琴子、鈴木絢音、寺田蘭世、山崎怜奈、渡辺みり愛)によるユニットが、「ボーダー」を力強く堂々と歌い上げた。
さまざまなユニット曲が楽しめるのも乃木坂46のBirthday Liveの魅力のひとつ。12thシングル「太陽ノック」のブロックでは、齋藤飛鳥&星野みなみが「制服を脱いでサヨナラを」を、生田&松村沙友理(ユニット名:からあげ姉妹)が「無表情」を披露し、それぞれ独自のカラーで観客を魅了。続く13thシングル「今、話したい誰かがいる」のブロックでは、同曲でWセンターを務めた白石麻衣と西野を中心とした選抜メンバーが会場を盛り上げる一方で、当時のアンダーメンバー5名で結成されたユニット・サンクエトワール(北野日奈子、寺田蘭世、中田花奈、中元日芽香、堀未央奈)が「大人への近道」を披露し、きらりと輝きを見せた。
14thシングル「ハルジオンが咲く頃」は、グループを卒業した深川麻衣がセンターを務めた楽曲。ライブ開催前から、誰が深川のポジションを務めるのかファンの間で話題となっていた。演奏が始まってその場に立っていたのは、深川の愛称として定着していた“聖母”の名付け親である川後陽菜だった。笑顔で歌い踊る川後の姿に、ファンも「かわごー!」コールで盛大に後押し。また、同曲のカップリングで深川のソロ曲だった「強がる蕾」は、メンバー全員による合唱曲バージョンで披露され、大型ビジョンに映し出されたメンバーの瞳には光るものがあった。
最終ブロックのオープニング曲は、ミュージカル女優としても活躍中の生田が歌う「命の真実 ミュージカル『林檎売りとカメムシ』。16thシングル「裸足でSummer」に収録されているバージョンと同様、王子様の歌唱パートを坂元健児が担当した。日本を代表するミュージカル俳優と生田のハーモニーに、客席からは大歓声が上がった。ライブ本編のラストを飾ったのは、16thシングルの表題曲「裸足でSummer」。同曲で初めてセンターを務める齋藤飛鳥が、曲中に「神宮!」と叫ぶと460発の花火が打ち上がり会場のムードは最高潮に。演奏終了後は齋藤が涙を流しながら「皆さん、本日は本当にありがとうございます…」と絞り出すも言葉をつなぐことができず、すかさずキャプテンの桜井が「みなさん本日はありがとうございました!」とフォローしていた。
アンコールでは、「夏のFree&Easy」「ガールズルール」と歴代の夏曲が続き、16thシングルのリリース日が11月9日(水)で決定したことも発表された。最後はライブを締めくくる定番曲「乃木坂の詩」で客席からの大合唱も起こり、無事に公演が終了…と思いきや、Wアンコールとして「おいでシャンプー」も披露された。各メンバーの成長と、グループとしての勢いを感じさせながら、乃木坂46の熱い夏に幕が下りた。
乃木坂46
16thシングル「タイトル未定」