La PomPon「作新祭」で現役高校生と“青春”満喫!
六本木発6人組本格派ダンス&ボーカルユニット・La PomPonが、9月3日に栃木の作新学院高校で行われた学園祭「作新祭」に登場し、ライブパフォーマンスを披露した。
栃木でのライブパフォーマンスはこれが初めてとなるLa PomPon。「LPP DANCE ANTHEM」に乗って登場し、1人1人ソロパートを交えて名刺代わりのクオリティーの高いダンスを披露すると、どこからともなく集まってきた学生や家族連れ、そしてLa PomTer(=ファン)たちが自然と拍手で彼女たちを迎える。
そしてHINAの「皆さんこんにちはLa PomPonです。もし良かったら最後まで見て行ってください!」というあおりから、ヒット曲「謎」へ。小松未歩のカバーであり、「名探偵コナン」(日本テレビ系)のオープニングにも起用されたこともあって、La PomPon自体は知らなかったという学生も足を止めて聴き入る姿が目立つ。
続いて、9月7日(水)発売の5thシングルにも収録される「La PomPon Music ~ロッポンギマーチ~」では、KIRIが「上、下、上、下…ありがとう!」と振りをあおるコールとラップでスタート。それこそマーチのようなキリッと決まったダンスとかわいらしい歌詞が印象的な楽曲を観客と一緒に踊り、いきなり会場の盛り上がりは最高潮に。
その後のMCでは、MC担当のKARENが「『作新祭』にお越しの皆さん、そして作新学院高校の皆さん! こんにちは~! 初めまして、私たちはMy Girl×舞Girl、La PomPonです。よろしくお願いします!」といつものあいさつで、観衆の拍手を誘う。
「私たちLa PomPonを作新祭に呼んでいただきありがとうございます! ここでほとんどの方が学生の方だと思うんですけど、皆さん初めてLa PomPonを見た方ってどれくらいいいらっしゃいますか?」という質問に、数人が手を挙げる。あらためて知ってもらうために、グループ紹介、そしてメンバーそれぞれが自己紹介を行った。
中でも隣県・茨城出身のリーダー・YUKINOは、「栃木県の隣、茨城県出身のYUKINOです。隣なんでファミリーです」と言い、親近感を見せていた。
そして、2ndシングル「HOT GIRLS」、9月7日リリースの最新曲「恋のB・G・M ~イマハ、カタオモイ~」と立て続けに披露。中盤になるとLa PomTerたちの熱気に感化されたのか、ノリのいい学生たちも一緒になって振りを踊って盛り上げ、ステージのLa PomPonと手を振り合う場面も。
MCでは、今春高校を卒業したMISAKIが「この前にやっていた『Theダンス甲子園』を見せてもらったんですけど、いいですねえ…JK(女子高校生)! JKブランドってこんなにもいいんですねえ」と遠い目をすれば、YUKINOも「結構最近だよね、私たちも卒業…」とYUKINOも青春の日々を思い出したのか、切なそうな表情を見せる。
MISAKIは続けて「ことしの3月に高校生は終わっちゃったけど、懐かしいよね。学園祭の雰囲気。高校生の皆さんは青春してますか?」と聞くと、結構首をかしげる生徒たち。MISAKIは「高校生のうちに青春を思う存分に楽しんでおいた方がいいと思いますよ」とアドバイスを送った。
一方、今春高校に入学したばかりのリアルJK・KARENは「私は逆にことしJKになったので、作新祭を先ほどから見せていただいたんですけど、逆にこれからの2年半くらいが楽しみになりました。皆さんの青春してい感じを見て、まだまだこれからが楽しみだなって思いました」と希望に胸を膨らませていた。
また、ステージ周辺に陣取っていたオレンジTシャツの学生を見つけると「わっ! オレンジTシャツの方たちは何年生ですか~?」と興味津々。HINAは「続けてめっちゃ質問していいですか? クラスって何クラスあるんですか?」と食い気味に。
さらにYUKINOはメード服姿で通りかかった男子生徒が目に入って気になった様子で、すぐさま呼び止める。メンバー一同「かわいい!」と絶賛すると、その男子生徒は自然とステージ前の中央付近にやって来た。KIRIも興味を持ち「それは自分たちでやりたいと思ったんですか?」などと質問し、ある意味La PomPon以上に目立っていた。
そして「想い出の九十九里浜」の紹介へ。今の学生たちのお父さん世代が特に親しみ深い曲ということで、KARENは「1991年のMi-Keさんの大ヒット曲ですので、この曲を歌って、ぜひ教員の皆さまもステージ近くに見に来ていただけたらいいなと思います」とアピール。しっとりと歌い上げ、オリジナル同様の独特の振りにオリジナルのキュートなアレンジを交えてパフォーマンスした。
さらに4thシングルで「謎」に続いて「名探偵コナン」のオープニングテーマに起用された「運命のルーレット廻して」、同じく4thシングル表題曲「サヨナラは始まりの言葉」と全く曲調の異なる2つの楽曲で、ステージ周辺に集まった観客は灼熱の太陽よりもアツく燃え上がっていた。
「ということで、3曲連続でお届けしましたが、何と言ってもここは作新学院さんです。皆さん、作新さんといえば何ですか?」とKARENがMCで話題を振ると、YUKINOが「甲子園!」と勢いよく答え、メンバー一同で「甲子園優勝おめでとうございます!」と祝いの言葉を送った。
KARENが「私たちは作新学院さんが優勝というとき、(決勝の日)リリースイベントを行っていたんですけど、今度出させていただく高校が優勝ってなって、あのときは興奮がすごかったよね」と振り返ると、HINAは「楽屋でみんなで見ていたんですけど、もう点数が入った時に、うわ~!!って声めっちゃ出してました。それぐらい感動していたよね?」とその時の興奮がよみがえったのか興奮気味にかぶせた。
KIRIは「さっき披露した『サヨナラは始まりの言葉』っていうミディアムバラードの曲があるんですけど、この曲を作った時期は、メンバー6人中4人が学校を卒業する時期に作った曲で、今は夏と言うことで、部活を引退されたり、3年生の方は卒業にも1日ずつ近づいていることで、この曲をちょっとでも日々の生活の中にポンって入れてもらって、何かのターニングポイントのときに聞いてもらえたらいいなと思っています」と、思いを込めて語った。
時間はあっという間に過ぎ、早くもラストの曲へ。「自分たちで言うのも何ですけど、ミディアムバラードの曲でいい雰囲気になったので、その雰囲気をぶち壊す曲を最後、披露したいと思います」と語り、「ろっぽんぎ体操 ~愛コトバはジャンパラポン!~」へ。
曲の前に、KIRIが「この曲は間奏の部分で皆さんと一緒に踊りたい振り付けがありまして、手を出してもらっていいですか? 後ろの方も両手を出していただいて、その手をクロス、戻すクロス、戻す…と8回繰り返します。その後、手を下にしてまたクロス、戻す…」と丁寧に見本を披露し、マイクが歯に当たるのもめげずに、振り付けをレクチャー。
そして、アカペラで振り付けを練習してから「最後盛り上がっていきましょう! ろっぽんぎ体操 ~愛コトバはジャンパラポン!~」と声をそろえ、みんなで覚えた振りをしながら会場とステージが一体となってパフォーマンスを繰り広げた。HINAは曲中に「作新祭サイコー!」と思わず声を上げ、すっかり学園祭ライブを満喫したようだった。
全ての曲を歌い終え、最後のMCで「夏休みの思い出」を話すことになり、MISAKIは「プールに行きました。4人きょうだいなんですけど、4人で仲良く行きました」と振り返った。
観客の思い出もステージ上から聞き、いじり倒し(?)、学園祭ならではの学生たちとの交流を楽しんだ。最後には作新学院の生徒から、La PomPonを代表してリーダー・YUKINOに感謝の花束が贈られ「作新祭」でのステージを終えた。
学生や親子連れ、そして栃木のLa PomTerたちから「かわいい!」「また来て~!」という声援で見送られていたLa PomPon。甲子園優勝により、勢いに乗る学校でステージを行ったことで、彼女たちにも“超高校級”の追い風が吹いているのは間違いない。
これで9月7日発売の両A面5thシングル「想い出の九十九里浜/恋のB・G・M ~イマハ、カタオモイ~」は、今井達也投手の剛速球並みのスピードで売れるはず!?
9月7日(水)発売
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