小島梨里杏、高橋克典に「不覚にもキュンとしました」
NHK BSプレミアムで、11月11日(金)からスタートするBS時代劇「子連れ信兵衛2」の試写会・取材会が行われ、主演の高橋克典と共演の小島梨里杏、黒谷友香が登壇した。
本作は、腕利きの浪人・信兵衛(高橋)が慣れない子育てに奮闘しながら市中の問題解決に奮闘する姿を描く。
高橋は会見で「前作に引き続きパート2ができることになりとてもうれしくて頑張りました! 好きこそものの上手なれと申しますが、信兵衛にほれておりまして、長屋の人、1つ1つのエピソードにほれて撮影に入りました。1歳を超えた鶴之助を御するのが本当に大変でした。
ほとんど泣いていて、みんなであの手この手で鶴之助をあやしていました。僕も子育てを経験していますが、自分の子供だとしたらブチ切れていたと思う局面が何度もありました(笑)」と手を焼いた様子。
また、「1話を見てすぐに出演者の皆さんにLINEやメールをしました。するとすぐに皆さん返信してくれて…。1人1人が温かく、みんなで連携が取れていて、何かが込められた作品をお届けできることを目指していました。
今シリーズから美玖(黒谷)さんが参加してくれました。この人も殺陣がうまくて。本番でしっかり仕上げてくれて…。そして全体的に、真面目にやっているのに何か面白い芝居なんですよね。(作中ではコメディー担当の)笹野(高史)さんと対抗できるのはこの人しかいないと思いました」と黒谷を絶賛した。
第1シリーズから登場している、長屋の住人・おぶん役の小島は、信兵衛を巡って火花を散らす美貌の剣士・美玖について「おぶんとしては強敵現れる!という感じです。美玖さんはおぶんにないものをたくさん持っていて魅力があふれています。これから美玖さんに打ち勝って欲しいと、おぶんを応援しています」と自身の役にエールを送った。
また「一足お先に全話見せていただいて、『子連れ信兵衛』はいいなと思いました。また、高橋克典さんに不覚にもキュンとするシーンがありました」と発言すると、会場からは「不覚にも…?」との声が。
高橋に「不覚じゃねえよな」とツッコミを入れられると、小島は「思ってもいなかったところでという意味です」と慌てて訂正していた。
さらに、美玖役の黒谷は「私は第2シリーズからの参加でしたが、スタッフの皆さんに良くしていただき、飛び込んでいく長屋の皆さん、折笠先生(笹野)に良くしていただきました。
本当に信兵衛がすてきで、『これはずっと見ていたくなる』という気がしました。皆さんのおかげで幸せな日々を送らせていただきました」と笑みを見せた。
第2シーズンが制作されることになり、時代劇の波が来ているような気がするかと記者から問われた高橋は「時代劇は日本人としての昔から見てきているものということで安心感があります。
金なんかなくたって、貧乏だって、お互い助け合って大事にし合って生き抜くことが一番大事なんじゃないか、豊かなんじゃないかということを何のてらいもなく言葉でも言えるし、芝居でもできる。
『子連れ信兵衛』はそれをやって恥ずかしくない、珍しい作品なんじゃないかなと思います」と作品への愛を語った。
11月11日(金)スタート
毎週金曜夜8:00-8:45
NHK BSプレミアムにて放送