生駒里奈、“オールマイト”は「たくさん夢をくれた存在」
少年漫画誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)連載、毎回最新巻が発売されるたび、予想を上回る人気で売り切れが続出するコミック「僕のヒーローアカデミア」。
本作はシリーズ累計発行部数700万部を突破し、テレビアニメ第2期の制作も発表されるなど、今最も熱い作品だ。
そんな中、11月4日に東京・渋谷駅周辺の街頭ビジョンで緊急速報アラームが流れ、登場した松澤千晶アナウンサーは敵(ヴィラン)と激しく交戦中のオールマイトの苦戦を伝えた。
数多いるヒーローの中でも圧倒的な人気と実力を誇り、平和の象徴と称されるNo.1ヒーロー・オールマイト。そんな彼が「負けてしまうのか?」という驚きのニュースは、渋谷を歩く人たちを騒然とさせた…という、この衝撃的な映像は「僕のヒーローアカデミア」コミック11巻の発売を告知するもの。
しかし、数多い名場面で感動を生み出してきた「僕のヒーローアカデミア」の中でも特に“泣ける”エピソードとして人気のオールマイト最後の戦いを描いた『残り火ワンフォーオール』『師弟のメッセージ』。
そして『始まりの終わり 終わりの始まり』が収録されるコミック11巻は今回の緊急速報とリンクしており、現実と漫画がコラボしたファンすい涎の映像となっている。
本作の舞台は人類の8割が何かしらの超常能力“個性”を持つようになった超常世界。この世界で“個性”を悪用する者を、圧倒的な力で勇敢に人を救ける職業“ヒーロー”はみんなの憧れであり、その中でも不動の人気を誇るNo.1ヒーローがオールマイトだ。
そしてそんな彼に憧れ“ヒーロー”になることを夢見る生まれつき“無個性”少年・緑谷出久が「僕のヒーローアカデミア」の主人公。
オールマイトの大ファンである緑谷出久の中に“人を救けようとする強い意志”を感じたオールマイトは「君はヒーローになれる」と伝える。この物語は主人公・緑谷出久が最高のヒーローになるまでの物語だ。
11月4日に発売された11巻で描かれる“オールマイトから緑谷出久へ受け継がれる意志”こそが、この作品の大きなポイントとなる大事なエピソードになっている。とりあえず、書店へ急ごう。
以下、オールマイトの“引退”に各界から寄せられる悲しみの声を一部抜粋して紹介する。
【中田敦彦(オリエンタルラジオ)】
素直に言うともっと活躍を見ていたいです。でも、トップのまま引退するオールマイトの引き際は“No.1 の辞め方”だと思います。僕は「ヒロアカ」が本当に大好きで、これからの漫画をけん引するパワーを持っていて、間違いないく天下を取るだろうと思っています。
その中でも特にオールマイトが大好きで彼のヒーローに対する“姿勢”はすごい好きで、仕事の時もオールマイトを思い浮かべてます。ただただ強いだけのヒーローだったらここまで好きにならなかった。彼の弱さ、そして若い世代へ見せる”姿勢”に感動します。
憧れのかっこいい辞め方、、でもやっぱり辞めないでという気持ちもあって…“オールマイト ロス”に間違いなくなると思います。
【足立梨花】
辞めないで! かっこいいオールマイトをいつまでも見ていたいです。オールマイトを嫌いな人なんて一人も居ないし、誰もが「オールマイトかっこいい」って思うすごい人で、彼の言葉でデクも私たち読者の背中も押してくれる存在。本当に No.1 ヒーロー。まだまだピンチのこの世界にオールマイトが居なくなるのは寂しいです。
【生駒里奈(乃木坂46)】
寂しいし辞めてほしくないという気持ちもありますが、オールマイトはたくさん夢をくれた存在だから「ありがとう」って言いたいです。
男の子も女の子も平等に戦う「ヒロアカ」は[友情・努力・勝利]が詰まっている熱い作品で、さらに“理想だけを描く”漫画ではないので、そこもすごく面白いし、これからも人間らしい弱さも持った魅力的みんなを応援したいです。
【三省堂書店 海老名店】
ありがとう! オールマイト! あなたの意志は私が、私達が継ぐ!! さぁ叫ぼう!「私が来た!」!!!
発売中
作者:堀越耕平