宮崎駿作品の影響を受けたヒロイン「モアナと伝説の海」
「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」など、魅力的なヒロインを生み出してきたディズニー・アニメーションの最新作「モアナと伝説の海」が、11月23日から全米公開。日本での公開は来春となるが、マスコミ向けに一足早く試写会が行われた。
南の島で生まれ育ったモアナは、幼いころにある体験をしてから海と運命的な絆で結ばれる。成長するにつれて、島から海へ出てみたいという気持ちになるが、両親はそれを許さない。
しかし、祖母だけは違っていた。島では変わり者とされている祖母だったが、モアナが感じる“自分の心の声”に従いなさい、と彼女に告げる。迷うモアナだったが、同じころ、島では島民の生活を脅かす事態が起こっていた。
幼いころに祖母から聞かされた伝説をたどって島を救おうと、モアナは“半神半人”のマウイを探しに海へと旅立つことにする。
モアナを演じるのは、ハワイ出身の16歳アウリィ・カルバーリョ。オーディションで大抜てきされた新人キャストだ。モアナのキャラクターについて「とってもすてきなヒロインよ。彼女は大海原に漕ぎ出して、自分が何者かを見つけるの。
これはとっても重要なテーマ。自分自身を知るってとっても大事なことよ」とコメントしている。
また、監督は「リトル・マーメイド」や「アラジン」で、今も人気のあるヒロインを生み出したロン・クレメンツとジョン・マスカー。ジョン・マスカーは「モアナは宮崎駿作品に登場するヒロインたちの影響を受けているんだ」と明かした。
ディズニー・アニメーション最新作「モアナと伝説の海」は'17年3月10日(金)より公開される。
'17年3月10日(金)公開