乃木坂46の3期生が“うれし恥ずかし”初パフォーマンス&2月にプリンシパル!
12月6日から9日まで東京・日本武道館で行われた「乃木坂46 Merry Xmas Show 2016」に続く10日、乃木坂46の3期生メンバーによる「お見立て会」が開催され、9月にグループ入りしたフレッシュな12名が個性をアピールした。
まずは、1人ずつ名前を呼ばれてステージ上へ。緊張しながらも笑顔で登壇するメンバーが多かったが、大園桃子、久保史緒里らは感極まって泣きながら登壇。五十音順で自己紹介と特技披露が行われる中、最も涙の量が多かった大園は「かご…しまけん…から来ました…。好きな食べものは…卵です…。トマトは…料理しない方が好きです…」と泣きながら自己紹介。
また、「最年少だけど頑張る気持ちは誰にも負けません!」とアピールした岩本蓮加、Y字バランスをしながら般若心境を暗唱した阪口珠美、横笛&「ドレミの歌」と音楽ネタで㏚した中村麗乃、阿部真央の「天使はいたんだ」をギターで弾き語った向井葉月、大好きなパセリの魅力を語った吉田綾乃クリスティーなど、メンバーそれぞれが個性を発揮した。トリを務めた与田祐希が「ちっちゃいけど色気はあるとよ~」と自身の地元・福岡の言葉で照れながらアピールすると、会場は大歓声に包まれた。
続く「スポーツテスト」ではマット運動、走り高跳び、ドリブルシュートの3種目が行われた。走り高跳びでは、規定の高さをクリアできなかった伊藤理々杏、梅澤美波、佐藤楓らが罰ゲームの対象に。1期生メンバー・秋元真夏の必殺技である“ズッキュン!”を披露することになり、全メンバーとも苦笑いしながらやり遂げた。
ミニライブコーナーでは、3期生メンバーの初ライブパフォーマンスに会場の空気がヒートアップ。“乃木坂史上、最高難易度のダンスナンバー”と言われる「命は美しい」では大園がセンターを務め、2016年を代表する1曲「裸足でSummer」では与田がセンターに立って会場を盛り上げた。また、オリジナルでは白石麻衣がセンターを務める「ガールズルール」のイントロが流れ出すと、山下美月がその重要なポジションに。1万2千人の観客から「超絶カワイイ~、みづき~!」と力強いコールを受けながら、笑顔でパフォーマンスを成功させた。
ミニライブが終わると、メンバーの後方に設置された大型ビジョンにサプライズ告知が。ファンの間では、そのステージ裏で1、2期生メンバーが悲喜こもごものドラマを体験した作品として知られる舞台「16人のプリンシパル」の復活が告げられた。「3人のプリンシパル」と改名され、2017年2月にAiiA 2.5 Theater Tokyoにて3期生の単独公演として開催されるという詳細も発表された。
観客と同じタイミングでこの内容を知らされた3期生メンバーは、「オーディションで合格する前から、先輩方のプリンシパルでの活躍は見てきたんですけど、自分たちがやるとなるとすごい不思議な感じがします。全力で頑張りたいと思います!」(山下)、「…ありがとうございます(泣)…頑張ります…」(与田)とそれぞれが感想を。今回のイベント中、終始マイペースを貫いていた大園は「…………勉強します」と独特の間で意気込みを語り会場を沸かせた。
取材・文=大小田真
2017年2月公演
東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo