魔裟斗と五味隆典が前日計量「記憶に残る試合をしたい」
12月31日(土)にTBS系で放送される「史上最大の限界バトル KYOKUGEN2016」(夜6:00-11:35)での試合に向け、元K-1王者・魔裟斗選手と元PRIDE王者・五味隆典選手が前日計量を行い、試合への意気込みを語った。
一流アスリートたちによる“極限バトル”の模様を放送する同番組。MCはビートたけし、爆笑問題。
昨年、山本“KID”徳郁と世紀の再戦を果たし、見事、勝利した元K-1王者・魔裟斗選手は今回、元PRIDE王者・五味隆典選手との対決に挑むことに。
格闘技全盛期、ファンの間でどちらの王者が強いのか議論される中、魔裟斗選手が'09年4月に引退を表明し、その年の大みそかに行われる引退試合の相手が模索されていた。
そんな中、五味選手はある試合前に「いい勝ち方をしてリング上で言いたいことがある」と魔裟斗選手との対戦をにおわせる発言をしていたが、その試合で納得した勝ち方ができず「大みそかに魔裟斗選手と…無理だよ。やめる!」と断念してしまった。
そのまま、ファン待望の一戦は行われることなく、7年の月日が流れていたが、ついに格闘技ファン必見のドリームマッチが実現することとなった。
体重74.8kgの魔裟斗選手は「同じ時代に僕がK-1を代表して、彼(五味)はPRIDEを代表してきた選手。どっちが強いのかなと考えていたファンの方も多いと思いますが、それが明日、実現します。僕もすごく楽しみです」と語る。
「試合のポイントは、相手がパンチでアグレッシブにくると思うので、パンチをもらわないこと。僕はこれまで総合格闘技の相手に負けたことはない。でも、今まで対戦した相手の中では彼が一番でしょ。この半年間、五味選手と戦うことを考えて生活してきました。それをぶつける日が遂にきたなと。コンディションもバッチリ。最高の試合をするので、楽しみにしていてください」と思いを明かした。
一方、74.9kgだった五味選手は「今の年齢でできる精いっぱいのことを全力でやれたらいいなと思っています。判定決着がないですけど、そこを狙っていたら簡単に倒されてしまうと思うので、KOを狙いにいきます。テレビや会場で見てくれる人に楽しんでもらえる、記憶に残る試合をしたいです!」と力強く意気込みを語った。
そのほか、ボクシング3階級王者・井岡一翔選手のWBA世界フライ級王座統一戦や、名門ヤンキースとドジャースの同い年・田中将大投手と前田健太投手の対決、錦織圭選手の番組初参戦や、石川遼選手vs松山英樹選手の初の直接対決、そして、サッカー界を席巻する通称“MSN”ことFCバルセロナのリオネル・メッシ選手、ルイス・スアレス選手、ネイマール・ジュニオール選手と日本サッカーのスーパースターたちとの対決など、さまざまな“極限バトル”が展開される。
一流アスリートたちによる熱き一夜限りの戦いの結末をその目で見届けよう。
12月31日(土)夜6:00-11:35
TBS系で放送