生駒里奈「コープスパーティー」続編あれば「死んでみたい」
映画「コープスパーティー Book of Shadows アンリミテッド版」のBlu-ray&DVD発売記念イベントが2月1日に都内で行われ、主演の生駒里奈(乃木坂46)が囲み取材に応じた。
生駒は、映画続編もDVDが発売されたことに「自分が出演した作品で1作目(のDVD)が出たこともうれしかったんですけど、(映画)2作目をやるよとなって、DVD発売ということでイベントをさせてもらえるというのがうれしいです」と笑顔を見せ、作品については「ファンの人の反応を見ると、怖すぎてなかなか見られないという声もあるので、頑張ったかいがあったなって思っています」と満足げ。
「見た目のグロさもそうですが、前作よりも人間の感情が揺れ動くところがはっきりと見られるかなって思うので、グロさだけに惑わされず、そういうところも注目していただけたらなって思います」と続編の見どころを語った。
見てほしいシーンについては「私のシーンじゃなくて、あゆみちゃん(前田希美)のシーンなんですけど、あゆみちゃんが直美ちゃん(生駒)を見捨てようとしたシーンがあるんですよ。その時ののんちゃん(前田)が怖くて、「うわっ!」ってなりました。ちょっと声が出ちゃいました(笑)」と告白。
また、「声優の杉田智和さんが出演しているんですけど、(映画では)見つけられなかった方がたくさんいるみたいなので、DVDでいっぱい見返せば見つかるんじゃないかな(笑)」とDVDでの楽しみ方を語った。
さらなる続編の製作には「共演者のみんなとは『次はないでしょ』って話しています(笑)。次があったらどれだけすごいことなんだろうって。2作目があることもすごくうれしかったので、それ(3作目製作)が起きたら、相当すごいことだと思います」と謙虚。
「もし次があるなら、私は『Book of Shadows』で血だらけになれなかったのがすごく心残りなので、ぜひ死んでみたいです。(主人公が死んでしまっても)いろいろな主人公のお話ができる作品なので、そういうふうに続いていくのも面白いかなって思います」とドッキリ発言も飛び出した。
俳優活動については「まだ全然、女優さんと名乗れる人間ではないなっていうのを実感しています。去年は映画と舞台をやらせていただいて、演じることの楽しさを知ることができた1年だったので、今年はそれが続いてできたらいいなって思います」と前向き。
「ファンタジーのお話も好きなので、死ぬとか、普通に生きていたらできないことをたくさんしたいです。それがお芝居というお仕事の楽しいことなんだって思ったので」と明かした。
「具体的には?」と聞かれると、「私のルックスと小さな体形を生かして、小っちゃい男の子の役とか、声も(ソフトバンクのCMで)ギガちゃんをやらせていただいたりするので、一つのキャラクターを演じさせていただきたいなって思います」と返答。
「大人の色気は?」という質問には「それは似合わないと思います(笑)」と即答し、「大人なんですけど、まだアイドルとして少女感を求められるので、(芝居では)全くそういうものじゃないことをしてみたいという欲はあります」と意欲的だった。
2月に入ったことでバレンタインデーについて質問が飛んだが、「乃木坂46のバースデーライブのリハ中なので、いつもお世話になっているメンバーやスタッフさんにチョコレートを渡せたらいいなって思います。でも、私はドン・キホーテで買ってきたチョコ棒をあげたりとか(笑)」と、あまり熱心ではない様子。
「メンバーの中にはすごくお菓子を作るのがうまい子がいて、パティシエが作ったみたいなチョコを食べさせてくれるので、それが楽しみです」と、メンバーの“友チョコ”に期待していた。
最後に「映画館だと周りに人がいて、怖くても『わーっ!』って言えなかったり、一人で恐怖を噛みしめると思うんですけど、おうちだったら一人で見たり、友達を誘ったり、お部屋の雰囲気を怖くして見たりとか。それぞれの楽しみ方で見られると思うので、作品をいろいろな楽しさで感じていただけたらなって思います」とDVDをPRした。