イム・セリュン(いむせりゅん)
イム・セリュンのプロフィール
- 誕生日
- 1973年
- 出身地
- 大韓民国
1973年ソウル生まれ。ソウル建国大学校哲学科卒業、前)ソウル演劇協会理事、現・韓国演劇演出家協会会員。現・劇団Da(2013年から、ソウル市専門芸術団体として指定)代表/常任。2017年7月(株)神宮前プロデュース入社、2018年2月、東京板橋のサブテレニアン小劇場で「洗濯室」演出、2018年3月、東京新宿のサンモールスタジオで「私に会いに来て」スーパーバイザー、2001年ソウル大学路で演劇スタッフとして活動を始め、2007年から演劇演出家として活動。2009年、演劇の社会性に関する現在的意味を考える演劇界の若手を集め、劇団Daを旗揚げした。Daはドイツ語で「今、ここ」という意味で、過去の集団化された記憶を現在、この場に持ち込み、当代に確認する作業としての演劇の機能に忠実であろうとする芸術行為を称する。演出家イム・セリュンは、ベトナム戦争のとき独立のために命を懸けて戦った女子高生の話である、「サイゴンの白い服」、校内暴力とトラウマに関する「大人の時間」、「革命は今も続いている」という話を音楽的に形成化した「マキシム・ゴーリキーの母」などの代表作を公演し、差別化された素材の選択と、使命感のある歴史意識を込めた作品を公演する演劇芸術家として、韓国のメディアと評壇からの持続的な注目を受けている。2013年、鐘下辰男作「大人の時間」で日本との交流を始め、以後、弘前劇場の代表兼劇作家、長谷川孝治作「FRAGMENT+2」、鐘下辰男作「ゴルゴン」などの日本の作品をソウル大学路で公演した。2016年には、韓国・新春文芸単幕劇展朝鮮日報当選作「洗濯室」を大学路アルコ芸術劇場小劇場で演出し好評を得た。