THEフィッシングの放送内容一覧
ベストシーズンに突入した「投げのシロギス釣り」を紹介。舞台は鹿児島県の西部“吹上浜”。日本三大砂丘の一つで、全長47kmは国内一の長さを誇る。吹上浜は投げのシロギス釣り大会が行われるほどの人気フィールドだ。アングラー(釣り人)は、投げ釣り歴40年、シロギス釣りのエキスパート・高橋明彦(神奈川県在住)。6月初旬、上浜を訪れた高橋はまず海を見つめた。「吹上浜は干満の差がすごい。干潮時に地形の変化がある場所を把握しておくことが大事」と秘訣を口にする。午後1時。河口付近のポイントから竿を出す。
エギと呼ばれる疑似餌を使うイカ釣り“エギング”。ショアから手軽にできるため人気の高い釣りだ。このエギングで初夏の大きなイカを狙う。アングラー(釣り人)は、エギング界のカリスマ、ヤマラッピこと山田ヒロヒト。舞台は和歌山県紀伊半島の東、紀伊田原。一般的にエギングのハイシーズンは、春と秋だが、紀伊田原は6月ごろまで良型のアオリイカが狙える人気エリアだ。「紀伊田原は好きな場所」と山田。過去にここで2キロクラスの大物を仕留めたという。釣行初日、朝5時。下田原港を出船し、“沖のトノ島”という磯へ向かう。そこは紀伊田原でも大型の実績が高い一級磯だ。
アングラー(釣り人)は小林将大。若葉芽吹く大自然の渓流でネイティブトラウトをルアーで狙う。舞台は三陸、 岩手県の河川。山と海とが近く、下流でも渓流域のような勾配の急な流れが形成され、水温も低い。そのため下流域にまでヤマメやイワナが生息するトラウトの宝庫だ。卓越したキャストスキルを持つ小林は、学生時代、岩手県の大学に通いマス類の研究に没頭。時間を見つけては近くの河川に通い釣りの腕も磨いたという。小林にとって釣りの原点とも呼べる場所。久々の三陸の河川に胸を高鳴らせながら入渓する。最初に選んだルアーはミノー。色は派手なチャートカラーを選択。その理由には学生時代の研究が生かされていた。経験と研究に裏付けされた小林の攻めに綺麗なヤマメやイワナが連発。釣り上げたヤマメの綺麗な体の模様“パーマーク”に、小林の顔もほころぶ。