テレビ寺子屋の放送内容一覧
こどもコンサルタント・原坂一郎氏が、「イライラはニコニコのもと」をテーマに講義する。原坂氏は、自身の保育士時代の経験を通して、「子育てをしている時は、子どもの悪いところばかりに目が行ってしまう」と指摘。そんな子育て中の“イライラ”を“ニコニコ”に変えるにはどうしたら良いのか、観客と考えていく。
ダニエル・カールが「オラが見たバラエティーあふれる日本」をテーマに講義する。山形弁研究家としても活動する彼は、40年以上に及ぶ日本での生活を通して、「バラエティーの豊富さ」こそが日本の魅力なのだと力説。歴史、言語、文化などが地域ごとに大きく異なる日本が、いかに面白い国であるかを伝えていく。
こどもコンサルタント・原坂一郎氏が、「子どもの言葉翻訳機」をテーマに講義を行う。日々子育ての悩み相談を寄せられるという原坂氏は、その相談の多くが「イヤイヤ期」や「反抗期」などと呼ばれる2‾4歳の子を持つ親からのものと告白。原坂氏は、その年代の子どもたちが本当に望むことを見抜く方法について語りだす。
作家で子どもの本の専門店「クレヨンハウス」を展開する落合恵子が「絵本」について語る。子ども向けのものと考えられがちな絵本について「年齢制限は無い」「間口が広く、いつでも扉が開いているメディア」と考える落合氏。「子どもたちや、子どもであることを忘れない大人たちが、いつ来ても図書館のように絵本を開いて読める場所を作りたい」という思いから、「クレヨンハウス」を立ち上げたのだという。大好きな絵本として「オレゴンの旅」を紹介する。
講師は作家で子どもの本の専門店「クレヨンハウス」を展開する落合恵子。チェコの国民的な作家でジャーナリストのカレル・チャペックの言葉を引用しながら、人生の有り様を語る。そして、今は亡き母親の介護経験から「介護はどこまでも個人的な体験」と語る氏が、介護や生きることの中にある死について考察する。