ザ・ノンフィクションの放送内容一覧
“訳あり”な人々が集まる介護施設に密着する後編。怒鳴ったり、暴れたりしてしまう利用者に対して、スタッフたちは笑顔で接してきた。だがある日、統合失調症の男性がスタッフに手をあげ、さらに他の利用者の問題行動も激しさを増し、スタッフたちの不満が爆発。意見の対立から5人が退職し、施設は危機的状況に陥る。
“訳あり”な人々が集まる介護施設に密着する前編。「いしいさん家」では、暴力、暴言といった問題行動を取ってしまう認知症や統合失調症などの患者を預かり、スタッフたちがユーモアあふれる接し方で介護してきた。ある日、ふとしたことをきっかけに男性が“事件”を起こし、施設が危機的状況に追い込まれてしまう。
ゴミであふれる小さな部屋で暮らす26歳に密着。長男として生まれたみずきさんは、成長とともに変化する見た目に違和感を覚え、大学入学を機に女性服を手に取る。だが、突然の変貌に周囲の人々は離れていってしまう。それ以来、みずきさんは誰かからもらった、他人の目には“ゴミ”として映る物を手放せなくなる。
芸妓を目指す新人たちに密着する後編。2021年春、京都の花街に22歳の彩音さんがやって来る。通常は中学卒業後にこの世界に入り、舞妓を経験後、芸妓になるが、彩音さんはいきなり芸妓を目指すことに。一方、そんな彩音さんと寝食を共にする3つ年下の先輩・寿仁葉さんは「私はこの世界に向いていない」とこぼす。
京都で舞妓を目指す15歳に密着した5年間の記録を公開する前編。寿仁葉さんは、中学卒業後、長崎の実家を出て舞妓の世界に飛び込んだ。順調に舞妓デビューをかなえ、修業を続けていた寿仁葉さんだが、次第に歯車が狂い始める。さらに、コロナ禍によりお座敷と稽古もなくなり、部屋にこもる日々が続くようになる。
東京・浅草の人力車での仕事に魅せられた若者たちに密着。研修生で最年長のアツシさんは、コロナ禍でパフォーマーの職を失い、人力車に懸けていた。しかし、研修期間はすでに4カ月が経過し、卒業検定には8回挑戦。これまで数多くの研修生を指導してきた先輩が指導着を頼まれるが、ある壁が立ちはだかる。
栃木・那須の「非電化工房」で、自然と調和して暮らす若者に密着する後編。一匹おおかみの大地さんと、唯一彼のことを気に掛けていた樹乃香さんが交際を開始。だが、互いに別々の夢を追い求める二人の思いは、理想と現実のはざまで揺れていた。卒業が迫る中、樹乃香さんの父が重い病に冒されていることが判明する。
栃木・那須の「非電化工房」で共同生活を送る若者たちに密着する前編。彼らは、自然の中で金やエネルギーに頼らず生きる技術を学んでいる。他のメンバーが和気あいあいと作業に取り組む中、27歳の大地さんは独りで過ごしていた。そんな彼のことを同い年の樹乃香さんは気に掛け、2人の間に恋心が芽生え始める。
居候たちが集う森川家に密着。森川家は、両親と3人の子供たちの他に、母の愛さんが連れてきた二人の居候と都内で暮らしている。同居しているのは、実家を飛び出し、1年前にやって来たコウジさんと、コウジさんとの子供を身ごもり、愛さんに呼び寄せられたユリさんだ。そんな中、香港の少年が森川家に加わることに。
27歳の流しの歌手に密着。日本中の飲食店に飛び込み、客のリクエストに合わせて歌うという生活を7年も続けている彼女には、東京・日本武道館でワンマンライブをするという夢があった。彼女の存在は次第に“夜の街”で評判を呼び、酒場で出会った人々や企業の社長らが支援を約束してくれるようになる。
コロナ禍の苦境を乗り越え、もう一度“夜の街”で輝きたいと再起を目指す29歳のキャバクラ嬢に密着。ベテランキャバクラ嬢の輝さんは、コロナ禍や店の若い女性の台頭により月収がかつての3割にまで減少していた。そんな彼女は2021年夏、“お水の世界”で働く女性たちが個人の魅力や個性を競う大会に挑む。
2021年10月に放送された、認知症の父と離れ離れになった家族のその後を追う。若年性アルツハイマー型認知症の父を介護する高校3年生の大介さんは、父が介護施設に入所してから4カ月、時間に余裕ができた一方で父の不在を実感していた。そんな中、一家は父の誕生日を祝うため、ケーキを持って介護施設を訪れる。
“ワケあり”な人々の部屋探しを手伝う、横浜にある不動産店の代表・齋藤瞳さんに密着。高齢や生活保護、心の病を理由に住まいを借りるのが難しい人々に対し、齋藤さんは決して「無理」とは言わず、部屋探しに奔走する。2021年夏、齋藤さんは大家から立ち退きを言い渡された70代の母と40代の息子に出会う。
ウクライナから避難し、日本にたどり着いたある家族の2カ月に密着。日本とウクライナで暮らし、アプリで知り合った和真さんとアナスタシアさんは、2年半前に日本で新婚生活を始めた。そんな中、アナスタシアさんの母国がロシアに侵攻され、母と6歳の妹、4歳の弟が日本へ避難。異国の地で新生活を送ることに。
夫婦漫才コンビ、宮川大助・花子の“奇跡の復活”に密着。コンビ結成から43年、結婚生活46年の二人は、花子の胃がん、大助の脳出血と腰の大手術など、何度も生死の境をくぐり抜けてきた。2018年には花子が血液のがんで余命半年の宣告を受けるが、奇跡的な回復を見せる。夫婦でがんと闘った4年間をカメラが追う。
洋食の有名店で一流の料理人を目指すため、2021年春に上京した18歳の千春さんら3人の若者に密着する前編。千春さんは、新人3人の中で最も料理への思いが強く、終業後も寮で自炊し腕を磨いていた。しかし、彼女はホール担当になり、同期の二人は調理担当に。千春さんは、次第に同期に大きな差をつけられていく。