閉じる

世界初公開!ダミアン・ジャレ×名和晃平の最新作 Mirage [transitory]が博多にて9月27日(金)より開催決定!

エンタメ

2024/07/26 11:00

儚くかたちを変える物質を通じて、生命と世界の本質を探る“パフォーマンスアート” 《Mirage [transitory]》(ミラージュ [トランジトリー])イマーシブシアター“THEATER 010”にて、2024年9月27日(金)より開催!

多様なものづくり機能を併せ持ち、映像・イベント・ホームページなどの総合的なプロデュースを行う株式会社 Zero-Ten(本社:福岡県福岡市、代表取締役:榎本二郎)は、2024 年 9 月 27 日(金)~10月6日(日)、世界的に活躍するベルギー/フランスの振付家・ダンサー「ダミアン・ジャレ」と彫刻家「名和晃平」のコラボレーションによる新作パフォーマンスアート《Mirage [transitory](ミラージュ [トランジトリー])》を、世界トップレベルの食とエンタメが融合した福岡・博多の複合施設「010 BUILDING(ゼロテン ビルディング)」併設のイマーシブシアター「THEATER 010(シアター ゼロテン)にて開催することを決定いたしました。また、7月16日(火)より、公演チケットの販売を開始いたしました。

【開催概要】
名称:Mirage [transitory](ミラージュ [トランジトリー])
期間:2024 年 9 月 27 日(金)~2024 年 10 月 6 日(日) 計 12 回公演
会場:THEATER 010(福岡県福岡市博多区住吉 1-4-17)
公演時間:約 70 分(間奏あり)
振付:ダミアン・ジャレ
セノグラフィ・セットデザイン:名和晃平
音楽:Thomas Bangalter
衣装:ANREALAGE
出演:Aimilios Arapoglou、湯浅永麻(Ema Yuasa)、笹本龍史(Ryoji Sasamoto)、Vinson Fraley、三東瑠璃(Ruri Mito)、牧野李砂(Risa Makino)、Li Kehua (Lico)、福士宙夢(Surimu Fukushi)
チケット:https://eplus.jp/sf/detail/4143000001-P0030001
前売り:1階席 8000 円/学生 4000 円、2階席 5500 円/学生 3000 円、立ち見 5500 円/学生 3000 円
主 催:株式会社 Zero-Ten
企画制作:Sandwich Inc. / 株式会社 Zero-Ten / Super Massive Global 株式会社
公式サイト:https://supermassiveglobal.co.jp/art/mirage  



ジャンルや形式に捉われず、様々なクリエイターとコラボレーションしながら世界的に活躍するダミアン・ジャレと名和晃平。もともと日本文化に深い関心を寄せていたダミアン・ジャレが、2013 年の「あいちトリエンナーレ」で名和晃平のインスタレーション作品《Foam》に共鳴したことから、その関係は始まりました。二人が 10 年にわたって続けてきたコラボレーションは、科学と神話、彫刻とダンスの境界を超えた表現を生み出しています。

最新作となる《Mirage [transitory](ミラージュ [トランジトリー])》は、これまでのコラボレーション三部作 ——死と再生がテーマの《VESSEL(ヴェッセル)》、霧を用いた《Mist(ミスト)》、彷徨うものたちを描く《Planet [wanderer](プラネット[ワンダラー])》—— に続く作品として、新たな展開を目指します。出演には、ギリシャ・アメリカ・オランダ・中国・日本など世界中で活躍するダンサーたちを招聘。さらに、音楽を元ダフト・パンクの Thomas Bangalter が、衣装をテクノロジーと身体の関係性を追求する ANREALAGE が制作します。また本プロジェクトは、今回の福岡公演が海外公演に先駆けての“世界初公開”であり、今後、スイス・ジュネーヴ大劇場でスケールアップしたバージョンへの展開と、ヨーロッパ公演の巡回を予定しています。本公演は、そうした継続的な発展へのプロローグとしても位置付けられます。

過去三部作はゆるやかなコンセプトの連続性を持っており、近作の《Planet [wanderer]》では、砂漠や別の惑星といった、荒涼とした環境において彷徨う人々の姿が描かれています。《Mirage[transitory]》では、そんな環境の中で限界を感じた人々が見る幻覚や蜃気楼に焦点が当てられます。ゆらめく幻が実在するかどうか確かめられないまま、そこに希望を見出すものたち。ダンサーが近づいては離れ、離れては近づきを繰り返しながら、めまぐるしく姿を変容させていく様は、生命の儚さと永遠性を同時に表現しています。圧倒的な没入感を体験できるイマーシブシアター「THEATER 010(シアター ゼロテン)」ならではの、観客とダンサーの距離が近い環境を活用した、ダイナミックな舞台構成にも注目です。臨場感溢れる空間×アート×ダンスの融合を、ぜひお楽しみください。



【公演内容】
Mirage [transitory](ミラージュ [トランジトリー])
本作においてダンサーたちは、明滅する光やうつろう気象、あるいはその中で進化や変態を繰り返す動植物たちのように、刻一刻と姿を変えていきます。それら異なる姿形のもの同士が触れ合うことを通じて、生と死、太古と未来、調和と混沌といった、一見対立する概念の境界が手探られます。やがて、情報と物質の境界すらもあいまいになった舞台は、ひとつの「変容の場」と化していきます。ダミアン・ジャレと名和晃平は、その先に広がる未知の風景を描き出そうとしているのです。

【会場情報】
THEATER 010(シアター ゼロテン)
イマーシブシアターと呼ばれる、今話題の体験型エンターテインメント施設。デザインされた空間、迫力の音響照明演出、DJ による音楽、世界トップレベルのパフォーマーによる歌、ダンス、アクロバットなど、一足踏み入れた瞬間から非日常的な空間が広がります。エネルギッシュでスリル溢れる芸術体験をお楽しみいただけます。

THEATER 010がある「010 BUILDING(ゼロテン ビルディング)」は、世界で活躍するアート、エンターテインメント、フード、カクテル、建築家など、各ジャンルの世界的に著名な人々の融合を通じて、福岡に新しいカルチャーを創り出し、これまでにない体験を生み出す複合施設として2022年12月1日にオープンいたしました。

https://010bld.com/



【プロフィール】

ダミアン・ジャレ Damien Jalet (振付家/ダンサー/ダンス教師)

1976年ベルギー生まれ。フランス系ベルギー人。ダンスをはじめ、彫刻家のアントニー・ゴ-ムリ-やミュージシャン、振付師、映画監督、デザイナーらと作品の合同制作をするほか、オペラや音楽ビデオの振付を手がけるなど、その活動は多岐にわたる。2017年には、イギリスのナショナル・ユース・ダンス・カンパニーのアーティスティックディレクターに任命されている。

名和晃平 Kohei Nawa (彫刻家/Sandwich Inc. 代表/京都芸術大学教授)

1975年大阪府生まれ。京都を拠点に活動。
2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。独自の「セル(細胞・粒)」の概念のもと、彫刻の「表皮」に焦点を当て、立体・平面・インスタレーション・建築・パフォーマンスアートなど、ジャンルを横断した数々の作品を発表。彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。

トーマ・バンガルテル Thomas Bangalter (アーティスト、ミュージシャン、作曲家)

ダフト・パンク(1993-2021)の共同創設者かつメンバーであり、30年にわたって、人間とテクノロジーの関係について探究している。ダフト・パンク/個人として、松本零士、ダミアン・ジャレ、JR、ホフェッシュ・シェクター、アンジュラン・プレルジョカージュ、カンタン・デュピュー、スパイク・ジョーンズ、ジョルジオ・モロダー、ミシェル・ゴンドリー、スティーヴィー・ワンダー、ピーター・リンドバーグ、リチャード・フィリップス、カニエ・ウェスト、ナイル・ロジャース、ジュリアン・カサブランカス、ポール・ウィリアムズ、ファレル・ウィリアムス、チリー・ゴンザレス、アーケイド・ファイア、マチュー・シェディッド、ザ・ウィークエンド、ウォルト・ディズニー・スタジオ、ギャスパー・ノエらと主にコラボレーションをしている。2014 年、ダフト・パンクのスタジオアルバム『ランダム・アクセス・メモリーズ』が、グラミー賞最優秀アルバム賞を受賞。撮影監督としても活動。パリ在住。

森永邦彦 Kunihiko Morinaga (デザイナー)

1980年、東京都国立市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。大学在学中にバンタンデザイン研究所に通い服づくりをはじめる。2003年「アンリアレイジ」として活動を開始。2005年東京タワーを会場に東京コレクションデビュー。東京コレクションで10年活動を続け、2014年よりパリコレクションへ進出。2019年フランスの「LVMH PRIZE」のファイナリストに選出、同年第 37回毎日ファッション大賞受賞。2020年伊・FENDI との協業をミラノコレクションにて発表。2021年ドバイ万博日本館の公式ユニフォームを担当、2023年ビヨンセのワールドツアー衣装をデザイン。



【ダミアン・ジャレと名和晃平によるコラボレーション作品】

VESSEL(ヴェッセル)
2016 年に京都で初演。生と死、大地と生命の循環、その全ての背景をなす“vessel(器)”を基本概念とした初のコラボレーション作品。「ヘッドレス」と呼ばれる、頭部を見せない特徴的な姿勢をとったダンサーたちが、彫刻的な身体表現を通じて世界観を描き出す。

 
Mist(ミスト)
2021年5月にオランダで予定されていた舞台公演が中止となり、映像作家ラヒ・レズヴァニの撮影による映像作品として、2022年1月にオンライン配信。霧と身体の関係が神話的なイメージを織り成す幻想的な映像作品。

 
Planet [wanderer] (プラネット[ワンダラー])
2021年9月にパリで初演。光を反射する黒い砂のランドスケープを背景に、地を這う霧や降り注ぐ粘度の高い液体が気象現象のように舞台を包み込む。その中で、植物のように風に揺れるダンサーたちの身体表現が印象的。

【主催者情報】
会社名  :株式会社 Zero-Ten
本社所在地:〒812-0038 福岡県福岡市博多区祇園町 8-13 第一プリンスビル 1F
公式サイト:https://zeroten.jp/

プレスウォーカーで記事を読むプレスリリース一覧へ戻る