ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第89回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞 受賞インタビュー

黒木華

心ちゃんの前向きさは見習いたいと思います!

受賞の感想をお願いします。
自分にとっては初めての主演という形のドラマだったので、周りの方々にすごく助けていただいたなという思いが大きいです。ドラマ自体をすごく楽しんでくださる方が多くて、うれしいです。
原作は今も連載中の人気コミック。人気作の実写化でプレッシャーは?
私も漫画がすごく好きなので、漫画が原作になって、実写化されるとやっぱり気になるところがあるんです。「重版出来!」は漫画がすごく面白かったので、この役をどうやっていけばいいんだろう、これは結構怖いなと思っていました。そんな中、(原作者の)松田(奈緒子)さんにお会いしたとき、「黒木さんの心を作ってください」って言ってくださったんです。初めは体重をどっしり増やそうと思っていたんですけど、別に太らなくていいと言ってくださって、黒木さんで作ってくださいと言っていただけたのがうれしかったし、何かホッとしました。だからと言って、別に努力をしなくていいやと思ったわけじゃないんですけど、許容範囲を広げてくださったというか、心ちゃんの本質的なことを自分なりに考えればいいんだと思うことができたので、すごくあったかい言葉だと思いました。
心が所属するバイブス編集部は男所帯。その中で心が紅一点として奮闘していたが、やりにくさは感じなかったのだろうか。
全然そんなことないです。本当に豪華で、大好きな役者さんばかりで、勉強にもなりましたし、私自身、一番楽しんでいました。また、監督も含めてですけど、みんなが面白いものを作ろうとして、すごく引っ張られました。編集部の皆さんとの絡みもすごく楽しくて。安田(顕)さんのお芝居とか見ているだけで笑っちゃいましたし、こういうふうに役を作っていかれるんだと勉強になりました。現場では、待ち時間は撮影現場の端っこにみんなで固まっているという感じだったんです。私は、松重(豊)さんや、オダギリ(ジョー)さんと近くの席だったので、休憩中には相談に乗ってもらったりしていました。こんなにすごい役者さんに囲まれてお芝居ができるのは本当に楽しかったです。
登場人物一人一人の物語も描かれた今作。印象的なシーンは?
心ちゃんが主役ではあるけど、一人一人にスポットが当たっていて、自分が出ていないシーンもすごく好きなんです。安井(安田)さんの過去とか、五百旗頭(いおきべ)(オダギリ)さんが一人で突っ走っていくのもすごく面白かったですし。「特にここが!」って挙げられないくらい、見どころの多い作品だったと思っています!
これまで演じてきた役柄と違い、明るく、コミカルな心を演じ終えた今、思うことは?
心ちゃんはすごく元気でパワフルで明るい役だったので、演じていてすごく気持ち良かったです。今回、この役を演じることができたのは(プロデューサーの)那須田(淳)さんが、見たことのない役をやってほしいと、私をキャスティングしてくださったから。今後も、そういうふうにいろいろな役ができるようになればいいと思います。続編ももしあるのであればやりたいですし、心ちゃんの前向きさは見習いたいと思います。私は後ろ向きなので(笑)、ちゃんと前を向いて歩こうと思います。

第89回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞インタビュー一覧

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