高倉健さん主演「鉄道員 4KDR版」にて、1999年の肉声メッセージ&2019年特別上映会舞台あいさつ映像を公開
11月6日(金)から11月12日(木)まで、東京のT・ジョイPRINCE品川ほかで上映される「鉄道員 4Kデジタルリマスター版」にて、1999年の高倉健さんの肉声メッセージと、2019年に行われた「鉄道員」特別上映会舞台あいさつの模様を収録した映像が、特別上映されることが決定した。
1999年の肉声は、東京・丸の内TOEIの初日舞台あいさつに登壇できなかった高倉さんが、当日の来場者のためだけにメッセージを吹き込んだ、同劇場で見つかった秘蔵カセットテープで、初めてデータ化され、約20年ぶりに公開される。
また、2019年に行われた、大竹しのぶ、小林稔侍、広末涼子、木村大作カメラマン登壇の、「鉄道員」特別上映会舞台あいさつを、約7分のダイジェストにした映像も上映される。逝去から当時5年が経過した高倉さんをしのび、撮影時のエピソードをざっくばらんに語りあった模様が映し出されている。
今回の上映に向けて、木村カメラマン、映画「動乱」にて音楽を担当した三枝成彰よりコメントが届いている。
木村大作コメント
今回の4K上映、鮮明によみがえった映像で、みなさまに見ていただくことはとてもうれしい。「鉄道員」の撮影当時は59歳、定年間近の主人公、高倉健演じる乙松に、撮影中は自らの人生を重ねていた。ただ、サラリーマンは定年があるが、仕事のオファーがある限り、僕は映画を撮り続けると、その時、改めて思った。乙松は「鉄道員(ぽっぽや)」を貫いた人生。僕はこれからも映画の現場に立ち続け、人生をまっとうするつもり。(映画「鉄道員」カメラマン)
三枝成彰コメント
1980年の「動乱」の公開からもう40年も経ったのかと、夢のように思われます。高倉健さんのように、演技に役柄の背景や心情をにじませることのできる俳優さんは、ほんとうに少なくなりました。今回の4K上映で、多くの方が新たな健さんの魅力を発見できることと思います。(映画「動乱」音楽・作曲)
映画「動乱 4Kデジタルリマスター版」
11月6日(金)~11月12日(木)1週間限定上映
T・ジョイPRINCE品川(東京)/横浜ブルク13(神奈川)/梅田ブルク7(大阪)/ミッドランドスクエアシネマ(愛知)/T・ジョイ博多(福岡)/札幌シネマフロンティア(北海道)