<星野源>原点は“ブルース・ブラザーズ”への憧れ「あっち側に行きたいって。まだ夢の途中です」
そして後半はティーチイン形式の舞台あいさつとなり、観客がキャストに直接質問をぶつけることに。
現在役者をしているという男性から、子どものころの夢、それをかなえるための努力について聞かれた一同。
小栗は「夢かぁ~。役者になりたかったからなあ。高校生くらいのときにはなんとかして俳優になりたいなって思っていたので、結果的に現在も夢の途中、というか。今も夢に向かって進んでいる状態である感じですかね」と答えた。
一方、星野は「僕は小学校低学年ぐらいのときに、『ブルース・ブラザーズ』という映画を見て…。兄弟が伝説のミュージシャンのもとに会いに行って音楽を学んでいくというコメディーで、結構無茶苦茶な映画なんですけど。
ジョン・ベルーシとダン・エイクロイド演じる主人公が2人いて、ダン・エイクロイドという人は脚本も書いているんですよ。コメディー作品で笑うし、お芝居も面白いんだけど、音楽も格好良くてダンスも格好良くて。『この世界面白そう!』みたいなのを幼いながらに思って。
ジェームス・ブラウンが教会でゴスペルを歌うシーンがあるんですけど、そこでジョン・ベルーシが光に当てられる姿を見て、画面越しの小さい俺も『これだー!』って。あっち側に行きたいって。
今、役者もやって音楽もやって文筆もやっているという、その原型みたいなのはあの映画にあるなって。その間に紆余曲折もあったはあったんですけど、結果的にはあそこの原点が夢みたいなところで、今そこに向かっていて、僕も夢の途中なのかなって思います」と明かした。
全国東宝系にてロードショー中
<スタッフ>
原作:塩田武士「罪の声」(講談社文庫)
監督:土井裕泰 脚本:野木亜紀子
音楽:佐藤直紀
主題歌:Uru「振り子」 (ソニー・ミュージックレーベルズ)
制作:TBSスパークル/フィルムフェイス
配給:東宝
<キャスト>
出演:小栗旬、星野源、松重豊、古舘寛治、
宇野祥平、篠原ゆき子、原菜乃華、阿部亮平、
尾上寛之、川口覚、阿部純子、水澤紳吾、山口祥行、
堀内正美、木場勝己、橋本じゅん、桜木健一、
浅茅陽子、高田聖子、佐藤蛾次郎、佐川満男、
宮下順子、塩見三省、正司照枝、沼田爆、岡本麗、
若葉竜也、須藤理彩、市川実日子、火野正平、
宇崎竜童、梶芽衣子