――その理由は?
“11字腹筋”ができなかったのと、あとどうなんですかね? 私も今回自分で見て、この表情はどんなときの表情なんだろうってくらい素の部分がたくさんあって、私としてはちょっとブサイクな顔も入ってたりするんですよ。
でも、それが逆に、普通の人から見たら素の28歳の女性の部分として、画としてはすごく良いってことで。私個人は自分の顔をなかなか好きになれないところもあるので、そういう意味も込めて87点です。
だから、ちょっとブスも入ってます(笑)。ちょっとこれブスかもしれないけど、確かに画にはなってるよなっていう、ちょっとした私の個人的な気持ちが入って87点です。
――AKB48と姉妹グループが今年の「紅白歌合戦」の出場者に入らなかったことについてはどう思っていますか?
私は今SKE48のメンバーなんですけど、AKB48のオーディションを受けた身としても、姉妹グループのメンバーとしても、常にAKBには一番でいてほしいなという思いはすごくあるんですよ。紅白っていう1つのすてきな舞台に12回立てた、私もその中の一員だったってことに関しては、すごく誇りに思います。
ネットとかを見ても「時代だね」って言われていると思うんですけど、きっと「そういう時代なんだな」って受け止めるしかなくて。
だからといって終わりってことではなくて、また違う形で新しく紅白を目指していくAKB48、それに続いて私のいるSKE48も、他の姉妹グループもどんどん続いていける新しい時代をこれから作っていくときなんだなって、みんなでプラス思考に考えていけたらいいなって思います。
――そんな中で大場さん自身はデビュー12年目に突入しましたが、抱負などはありますか?
デビューして12年目の28歳になって、28歳で現役の48グループのアイドルとなると、ベテランと言われることが増えたんですけど、ベテランと言われることが増えたからこそ、グループの一員としては後輩にいろんなものを伝えていく存在になって、グループの外でもたくさん個人の活動ができる存在になりたいなと思います。
そうですね、70%くらいは“外”で活動できて、30%はグループを支えられる存在になれたらいいなって思ってます。それはいい意味で、グループが後輩たちで進み始めてるって感じるので。アイドルとして活動する時間は全力で挑むつもりですけど、後輩に任せられる部分が増えたので、少しずつ外に行ける準備をしていけたらいいなって思いながら、12年目を頑張りたいと思います。
――AKBの柏木由紀さんは30歳までやると言っていましたが?
私は行き当たりばったりで生きたいなって思っているので。でも、まだ卒業するつもりは全くないんですよ、今のところ。なので「もしかしたら30歳まで続ける可能性はあります」と答えたいです。とか言って、明日卒業発表するかもしれないですけど、それくらい1日1日で生きていきたいと思います。