綾野剛、岡田健史と終始“キャッキャウフフ”「かわいくて仕方ないですね」
綾野「キャッキャウフフできれば」
綾野は観客にあいさつをした後、「ドラマも一緒にやらせていただいたんですが、実はこの作品が共演した最初の作品で、年齢は全然違うんですけど、すごく好きなんで、今日はワチャワチャしてるところを皆さんに公開するだけの会になってしまいそうで(笑)」と岡田について話すと、岡田が「ワチャワチャイチャイチャ(笑)」と笑顔で話に入ってきた。
それに対して「“かわいい”か(笑)。キャッキャウフフできればいいと思います」とツッコミを入れつつも、俳優の後輩としてかわいがっている様子が垣間見えた。
さらに「さっき楽屋を出た時に、健史が出てきてくれて、その時からずっとニヤニヤしてるんですよ。岡田健史のラブビームが貫いてくるので、かわいくて仕方ないですね」と綾野も思わず笑顔に。
お互いの印象をあらためて聞かれ、岡田は「この作品の撮影までは、僕が質問できる、聞きたいことを聞ける男優さんがいなかったんですけど、僕の撮影初日から剛さんにいろんなことを聞きまくって…。多分、僕が剛さんの立場だったら“うざいな”って思うぐらいに聞きまくりました。でも、僕が1を聞いたら、10にも100にもして話してくれて、『剛さん、もういいです』っていうぐらい情報量が返ってきて。なかなかいないんです。こうやって真摯(しんし)に向き合ってくださる役者さんと出会えたことがすごく僕にとって大きな意味を持てました」と思いを熱く語った。
それを聞いた綾野は「デレデレじゃないか(笑)。もうないな、この壁」と新型コロナウイルス対策用に立てられたアクリル板越しにもその熱量を感じたようだ。
逆に、綾野は岡田の印象について「男の子なので“かわいい”っていう表現が正しいのか分からないけど、チャーミングさは必要だと思うんです。彼はチャーミングさがある。でも、“チャーミングさよりもカッコよさで戦っていかなければいけない”っていう気概の中に、かわいさを隠し切れてないんです。
話せば話すほどスポンジのように吸い込んでいく彼を見て、僕が38で彼が21、撮影の時は20歳だったんですけど、自分が今日まで経験してきたことを全てシェアしたいんです。教えてるっていう感覚じゃないんですよ。シェアして、僕が何十年もかけてやってきたことを、一年、二年でやってしまえばいいと思うので。その一生懸命さに僕もハッとさせられています」と語った。
全国公開中
原作:中山七里「ドクター・デスの遺産」(角川文庫/KADOKAWA刊)
監督:深川栄洋
出演:綾野剛、北川景子、岡田健史、前野朋哉、青山美郷、石黒賢
主題歌:[Alexandros]「Beast」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)
公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/doctordeathmovie/
(C)2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会