<先生を消す方程式。>山田裕貴“頼朝”と高橋文哉“刀矢”のサイコパスぶりが際立ちつつ、第2章は再び視聴者驚愕の展開に
田中圭が主演を務める土曜ナイトドラマ「先生を消す方程式。」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系) の第5話が11月28日に放送された。主人公・義澤(田中)が殺されてしまう衝撃の展開で第1章完結となった前回。第2章が開幕した本話は、黒幕の朝日役・山田裕貴、生徒の刀矢役・高橋文哉の怪演に視聴者は震え、さらに再び驚愕のラストシーンが待ち構えており、SNSのトレンドトップ5入りする反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)
朝日と刀矢の狂気に戦慄
同作は、鈴木おさむのオリジナル脚本による学園サスペンス。東大進学率も高い都内の進学校「帝千学園」を舞台に、成績優秀者が集められた3年D組の新しい担任としてやってきた“義経”こと義澤経男(田中)と生徒との戦いを描く。
第5話では、生徒の藤原刀矢(高橋)、長井弓(久保田紗友)、大木薙(森田想)、剣力(高橋侃)を巻き込み、義澤を死に追いやった3年D組の副担任・頼田朝日(山田)が、クラス運営に悩んだ義澤が自ら失踪したように周囲に思い込ませたうえ、代わりに3年D組の担任に就任した。
これまで「うずくな~」というせりふとともに怪演が大いに注目されている山田は、今回も刀矢らを脅したり、3年D組の生徒たちの前でわざと土下座したり、少々オーバー気味ともいえる演技で“頼朝”こと朝日を表現。また、朝日の高校生時代も披露し、義澤の恋人で教師だった静(松本まりか)を突き飛ばしてこん睡状態にした経緯が描かれた。そして、現在の静が眠る病室で添い寝したり、キスしたりといった場面もあり、暴走する狂気を見せた。
そんな山田に次いで、サイコパスぶりが話題になっている刀矢役の高橋。義澤が弓、薙、力の親の元に出向いていたことで、実は義澤がいい先生だったのではないかと思いはじめた3人にブチギレ。視聴者からは「ガチで怖い」「演技うますぎ」といった声が上がった。