黒島結菜、佐藤勝利、上田竜也らが“どんでん返し”の渦の中へ!?　朝井リョウ「世にも奇妙な君物語」がWOWOWにて放送決定

ドラマ

2020/12/02 05:00

直木賞作家・朝井リョウの短編小説をドラマ化した「WOWOWオリジナルドラマ　世にも奇妙な君物語」が、2021年3月よりWOWOWにてスタートすることが決定。併せて、全5話となる本作に出演するキャストも発表され、黒島結菜、葵わかな、Sexy Zone・佐藤勝利、田中麗奈、KAT-TUN・上田竜也が各話の主演を務めることが明らかになった。

2009年、後に映画化もされた「桐島、部活やめるってよ」で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビューを果たした朝井リョウ。2013年には「何者」で第148回直木三十五賞を受賞。戦後最年少となる23歳で、かつ平成生まれ初の戴冠は文学界のみならず大きな話題となった。

その後も数々の作品を世に送り出してきた朝井の短編集をドラマ化した本作は、どんでん返しだらけの世界に迷い込んだ5人の物語を1話完結で描くオムニバスドラマ。異様な世界観、複数の伏線、先の読めない展開といった朝井作品の特徴はそのままに、想像を超えた結末とそれに続く恐怖へ視聴者を誘っていく。

ひとクセある5つの物語で豪華俳優陣が“競演”！

今回、それぞれの物語と主演が発表に。まず第1話は、フリーライターの田上浩子(黒島結菜)が、社会人の男女4人が暮らすシェアハウスの潜入取材を試みる「シェアハウさない」。第2話は、「コミュニケーション能力促進法」という法律の下、大学生の谷沢知子(葵わかな)が能力調査会に挑む「リア充裁判」。

第3話は、幼稚園教諭の金山孝次郎(佐藤勝利)が、“子供が生き生きとする幼稚園作り”を目指して奮闘する「立て！金次郎」。第4話は、ネットユーザー向けのニュースライター・本田香織(田中麗奈)が、これまでの自分を肯定しようと必死にあがく「13.5文字しか集中して読めな」。

そして第5話は、役者の淳(上田竜也)が見た目も年齢も性別もバラバラな6人の男女と、ある大物演出家の主演オーディションに挑む「脇役バトルロワイアル」を放送。原作を余すところ無く映像化した5つの物語で、各話の主人公たちがどのような事態に巻き込まれていくのか注目だ。

また、今回の発表に合わせてポスタービジュアルも公開に。主演を務める5人の前には5つのドアがあり、彼らが直面する「人生の岐路」を表現。その先への興味を掻き立てる、ミステリアスなデザインとなっている。さらに、キャスト5人からのコメントも到着した。