草なぎ剛、佐藤浩市から贈られた“金言”に「すごく自信がもてました」
12月6日に放送された「7.2新しい別の窓」(ABEMASPECIAL2)では、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がゲストと“本音”でトークをする企画「ホンネトーク」に俳優・佐藤浩市が登場。草なぎが、過去に佐藤からもらった“アドバイス”が印象に残っているというエピソードや、役者生活40周年を迎えた佐藤に、3人が様々な質問をし“ホンネトーク”を繰り広げた。
草なぎと佐藤が共演したドラマ「神様のベレー帽」(2013年、フジテレビ系)で漫画家・手塚治虫を演じた草なぎは「手塚治虫さんの役ってとても難しいじゃないですか。そのときに浩市さんが、『それは草なぎの手塚治虫をやればいいんだよ』と仰ってくれて。すごく自信がもてました」と、アドバイスされたことを明かし、さらに「その言葉って僕の中ですごく残っていて。何の役でも僕でいいんだなとすごくヒントになる言葉をいただいたんです」と語ると、佐藤も「結局そこでしかないからね」と答えた。
そして、役者生活40周年を迎えた佐藤に、3人が「長く続けられる秘訣はありますか?」と尋ねると、佐藤は「やっぱり運だよね。続けていけるような出会いの運があった。それが作品であろうが人であろうが」と回答。
プライベートでも親交のある香取が「これまでに何度かお酒の席で、浩市さんが『役者やめてやる』と言っていたのを聞いたことがあって。そういうのも普段からどこかにあるのかなって」と話すと、佐藤は「多分いつでもやめてやるよ、という潔のいい自分を持っていたいという願望。でもそれは逆に言うと絶対やめられないなという自分がいるということ。もうすぐ60歳になって、また歳は重ねていくしかない。三國は90歳で逝去したけど、そのギリギリまでカメラの前に立ちたがってるわけよ。そのいさぎの悪さ、執着。それを見ていて、多分きっと俺もこうなんだろうなって。そう自分で思ってるから、酒の場で出てくるんだろうね」と“役者”に対する強い想いを明かした。