佐野勇斗の哀しみ、三浦翔平のパッション、山田裕貴の狂気…人気俳優が新境地を開拓した注目ドラマ4作品
ドラマや映画に登場するたびに新たな顔を見せてくれる俳優たち。ほかでは見られない、彼らの感情のほとばしりが収められたドラマが2020年も数多く誕生した。中でも注目したいのが、ABEMAの配信ドラマ4作品だ。初主演作で命を落としてしまった青年という難役に挑んだ佐野勇斗や、破壊力抜群の鈴木おさむ作品で新たな表情を見せた三浦翔平、白濱亜嵐ら、旬な俳優陣の演技が堪能できる4本をピックアップする。
佐野勇斗が初主演作で見せる苦悩の表情
佐野が飯豊まりえとW主演を務めた「僕だけが17歳の世界で」(ABEMAビデオで配信中)。幼なじみの航太(佐野)と芽衣(飯豊)が、お互いに“好き”という気持ちに気づくも、想いを伝えることなく突然航太が亡くなってしまう。その7年後、季節外れの桜が咲く期間だけ、亡くなったはずの航太が戻ってくる、というファンタジー設定で話題を呼んだ。
本作が初の主演作となった佐野は、想いを伝える事なく命を落としてしまい、その7年後、再び幼馴染の前に姿を現す...という、複雑な役どころに挑戦。限られた時間の中で、大切な人の幸せを願い、人知れず哀しみを抱えて涙する健気な姿に、視聴者からは「このドラマは切なすぎる」「こんな幼馴染欲しかった」「ずっと泣ける」など、様々な反響が寄せられた。
水沢林太郎演じるニュータイプ男子“生物王子”
17歳の女子高校生3人が、恋にセックスに揺れ動く、リアルな心情を描いた青春恋愛物語「17.3 about a sex」(ABEMAビデオで配信中)。本当は気になっていても、 誰にも聞けなかった“恋”、そしてキスの先にある“セックス”。 3人が時には悩み苦しみながら一歩ずつ“オトナ”へと踏み出していく成長の過程を、ピュアで過激に描く。
本作では、主人公の一人である女子高校生・ 咲良(永瀬莉子)の恋人、“生物王子”こと朝日悠を演じた水沢林太郎に魅了される視聴者が続出。序盤では“生物オタクの変わり者”という存在だったものの、ストーリーが進むにつれ、性に悩む女子高生たちに教えを導く“達観キャラ”へと変化。これまでにない“ニュータイプの王子”として注目を集めた。
当時現役の17歳だった水沢の等身大でみずみずしい姿に、SNSでは「かわいいとかっこいい」「水沢林太郎くんの沼」「水沢林太郎くん絶対人気が出る」と、絶賛する声が相次いだ。
●佐野勇斗、飯豊まりえ主演「僕だけが17歳の世界で」(全8話)
●「17.3 about a sex」(全9回)
●安斉かれん、三浦翔平主演「M 愛すべき人がいて」(全7話)
●山田裕貴主演「頼田朝日の方程式。-最凶の授業-」
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