山崎賢人「ワクワクを裏切らない最高の作品が出来た」土屋太鳳とのW主演作が全世界同時配信へ
今作はNetflixにて全世界190カ国に配信されるが、山崎は「世界に向けて、映画のようなクオリティーでドラマを作れると聞いた時に、すごくワクワクして。撮り終わった今も、そのワクワクを裏切らない最高の作品が出来たと思うので、早く皆さんに見てほしいなという気持ちでいっぱいです」と力強くあいさつ。
アクションやVFXなど壮大なスケールで展開されるということで、土屋は「この作品のアクションはものすごく壮大ですし、CGもすごいので。今から皆さんにどういうふうに見ていただけるかドキドキしています」と興奮気味に明かし、「実際に一晩中、走って逃げて、飛んでということをリアルにしていて。私たちも本気でやっていたので、本物になっているのではないかなと思います」と胸を張った。
個性豊かなキャラクターも登場するが、村上はキャラの魅力について「この作品はネタバレが厳し過ぎて、皆さんのお話をしようとすると、僕の脳みそでは付いていけない」と前置きしつつ、「日常でこういう人いるよねという人と、浮世離れしたキャラクターが、今際の世界で共存しているのが面白いです」とアピール。
渋谷のスクランブル交差点をオープンセットで作り撮影したそうで、町田は「その規模感に圧倒されて、そこで芝居できるのは高揚しました」と振り返り、「渋谷の全部が全部セットではなく、CGももちろんあって。どこからどこまでがCGか全く分からない。そういう驚きがあると思うので、楽しみにしていてください」と語った。
劇中で展開されるアリスとうさぎが挑むゲームは、知能型、バランス型、肉体型、心理型の4種類のジャンルがあるが、個人的にどのジャンルが得意かという質問も。土屋は「迷わず肉体型。諦めない性格なので、最後まで踏ん張ると思います」と回答。山崎も「かろうじて肉体型ですかね。動くの好きなんで」と説明。土屋からも「走るの速いですからね」と声をかけられ、照れ笑いしていた。
さらに、本作の重要なカギを握るトランプをモチーフにしたクリスマスツリーの点灯式も。
ライトアップされたツリーを見て、山崎は「トランプがつられたクリスマスツリーは初めて見ました。外で最高ですね。盛り上がりますね」と笑顔を見せていた。
最後には、土屋が「みんなが覚悟を決めながら刻んだ作品。その覚悟を、世界中の方々に体験してほしいです。2020年、当たり前の日常が当たり前じゃなくなった年だと思います。だからこそ今を大切に生きることや、人と人が共に生きるという意味を感じていただけたら」とあいさつ。
山崎は「恋愛やサバイバル、謎解き、推理、ミステリーなどいろんな要素があり、どの世代の人も楽しめるものになっていると思います。このドラマが、生きていくヒントになれば。面白い作品に国境はないので、皆さんに愛される作品になってほしい」と期待を込めた。
※山崎賢人の「崎」はタツサキが正式表記
※柳俊太郎の「柳」は旧字体が正式表記
◆取材・文・撮影=TAKAMI