赤楚衛二が、童貞のまま30歳を迎えたことで“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた主人公の安達清を演じているラブコメディー「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(毎週木曜夜1:00-1:30ほか、テレビ東京系ほか)。
安達は魔法により、社内随一のイケメンで仕事もできる同期の黒沢優一(町田啓太)からの好意を向けられていることを知り、自分の能力を悟られないようにしながら、黒沢との関係を深めてきた。
黒沢の思いが通じ、カップルなった時はSNS上ではお祝いだけでなく、この作品の誕生、そしてドラマ化したことへの感謝の声も多数。Twitterトレンドでは世界5位(瞬間順位)、日本1位、タイ2位、ベトナム3位など、国を問わず愛される作品に。
主人公の安達を演じる赤楚衛二に、“チェリまほ”が愛される理由と12月24日(木)に迫る最終回までの終盤の見どころなどを聞いた。
安達の魅力は、ちゃんと向き合おうとするところ
――ご自身としては、“チェリまほ”のどんなところが皆さんに愛されているのだと思いますか?
それは一つだと思います。黒沢の安達への気持ちです。黒沢はちょっとしたことで喜びや寂しさを感じ、相対する安達もそんな黒沢に一歩ずつ歩み寄ろうとしてきた。本当に小さな一歩ずつですけど、そういう人間的なやさしさや向き合い方、大きく言うと“愛”の部分を愛していただいているのではないかと思います。そういう“愛”に対する感情は、海外でも同じであるということを今回あらためて知りました。言語の壁はありますが、感じることは一緒なんだなって。
――赤楚さんからご覧になって、安達の魅力はどんなところにあると思いますか?
ちゃんと向き合おうとするところはいいなと思います。例えば、黒沢から逃げることはあっても、逃げた自分を責めたりして、思い直すんですよね。その向き合う姿勢は学ばないといけないなと思います。
――ちなみに、赤楚さんが一番好きな“チェリまほ”のキャラクターは誰ですか?
みんな好きですけど、誰だろうな…。そうですねぇ、演じる上で安達を愛していることを大前提として、うーん、選べないです! 全員好きです(笑)。