2016年のイタリアのコメディー映画「おとなの事情」が、東京・新宿シネマカリテにて2021年1月8日(金)より、1週間限定公開されることが決定した。
スマートフォンをめぐる“夫婦・親友の秘密”が本作のテーマで、7人の友人夫婦が集まる食事会というワンシチュエーションのなか、スマホの履歴を見せあう世にも危険なゲームをきっかけに、疑惑の嵐が吹き荒れる。
現代の大人たちが、スマートフォンから与えられる情報にいかにとらわれ、影響を受けているかを表す、風刺とユーモアを感じられる映画で、パオロ・ジェノベーゼ監督は、知り合いのカップルに起きたことが、この物語のインスピレーションになっているとし、「男性が事故に遭って入院した時、病院へ向かった女性に彼の携帯が渡された。そこでいろんなメールを見たらしくて、彼が退院したら、すぐに別れたカップルがいたよ」と話している。
夫婦間のもめ事のみならず、本作では人生の悲喜こもごもが描き出されている。現代の働く男女が抱える家庭の問題、仕事の悩み、変えられない自分の性格など、たった1台の小さなスマホによって、次々と本当の姿が露呈されていく。
イタリアで公開されるとそのユニークなテーマが受け、日本では東山紀之主演のリメーク作「おとなの事情 スマホをのぞいたら」が2021年1月8日(金)から公開となる。
2021年1月8日(金)より新宿シネマカリテ(東京)にて1週間限定公開
予告編
監督:パオロ・ジェノベーゼ
出演:ジュゼッペ・バッティストン、アルバ・ロルヴァケル、ヴァレリオ・マスタンドレア、カシア・スムトゥニアク
公式HP:otonano-jijyou.com