アニメ「あしたのジョー」がWOWOWで復活! 力石徹戦、カーロス・リベラ戦など全79話を4Kリマスター版で
WOWOWでは、アニメ「あしたのジョー」(1970年~1971年)を本邦初公開の4Kリマスター版として2021年3月より放送することが決定した。全79話にわたるジョーの激闘の数々が、誰も見たことのない高精細かつ色鮮やかな映像で蘇る。
世代を問わず今でも根強い人気を誇る、作・高森朝雄(梶原一騎)、画・ちばてつやによる不朽のボクシング漫画「あしたのジョー」(講談社刊)。1968年1月1日号から連載が始まると、連載中から実写映画や舞台などさまざまなメディアで展開されるなど、日本におけるメディアミックスの走りとも言える作品だ。
中でも、出崎統監督による2度のテレビアニメ化はファン層を一気に拡大。自身もボクシングファンである寺山修司が作詞を手掛け、尾藤イサオの歌ったオープニングテーマや、ジョーと因縁のライバル・力石徹の戦いが大きな話題となり、鮮烈なイメージを印象づけた。
今回の放送に際して、現存する貴重な35mmオリジナルネガ(一部16mm)の4Kスキャニングを全79話分実施。徹底的なレストア(修復)が施され、まったく新しく生まれ変わった4Kニューマスター映像を使用して放送される。
世相や時代背景こそ異なるものの、ジョーが示した戦いに挑み続け、文字通り燃え尽きるまで燃焼する姿は再び共感を呼び続けること必至。また、某物まね番組で「現代ではあり得ない表現」として話題となったシーンの数々が、実際にはどのように描かれているのかもぜひチェックしてみよう。
アニメ「あしたのジョー」あらすじ
東京の片隅、泪橋を渡ると広がる下町・通称”ドヤ街”に、ある日ひとりの少年・矢吹丈(CV:あおい輝彦)が訪れる。ヤクザに絡まれていた少女・サチ(CV:白石冬美)を助ける丈を目撃した拳闘狂の丹下段平(CV:藤岡重慶)は、丈の強さに惚れ込みボクサーへの道を勧める。
丈はそれを一蹴するが、慈善家の財閥令嬢・白木葉子(CV:西沢和子)をだましたことで少年院に送られてしまう。後のライバル・力石徹(CV:仲村秀生)との出会いによってボクシングへの思いに火がついた丈は、段平の特訓を受けることを決意。かくして伝説となる闘いの日々が始まったのだった。
2021年3月、WOWOWにて放送予定
https://www.wowow.co.jp/anime/