佐々木蔵之介、大好きな“光秀”なのに「史実や台本がそうさせてはくれなかったです(笑)」
長谷川博己が主演を務める大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)にて、羽柴秀吉を演じる佐々木蔵之介がコメントを寄せ、終盤に向けての見どころなどを語った。全44回となる「麒麟がくる」は、1月3日の第39回「本願寺を叩(たた)け」を含め、あと6回の放送となる。
第39回では、戦に次々と勝利し、朝廷より武士としては最も高い冠位を授けられる信長(染谷将太)。しかし、三条西実澄(石橋蓮司)は、もはや帝(坂東玉三郎)さえもないがしろにするその態度を危険視していた。大坂本願寺との戦いに疲弊する光秀の元にやってきた信長は、一方的で無茶な要求を繰り返す。そんな中、高熱で倒れる光秀。運び込まれた京の館で、妻・煕子(木村文乃)は必死に回復を祈る。
ここまで秀吉を演じた感想を、佐々木は「明智光秀役の長谷川博己さんをはじめ、多くの共演者と、藤吉郎から始まり、木下藤吉郎、羽柴秀吉と、ゆっくりと役を積み上げながら演じさせて頂いたことはとても幸せでした」と振り返った。
また、佐々木は「『麒麟がくる』では、本能寺の変に至るまで丁寧に描かれています。自分の出演していないシーンを鏡前や楽屋のモニターで時々見ていましたが、『そりゃ光秀もそうなるよな』『そしたら上様もああなるわな』といろいろ慮ること多かったです。僕の方はいつでも、備中高松から駆け足で帰る準備は出来ていますが(笑)」と語った。
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかにて放送